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ときどき雑記2005年a

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メールアドレス変更〜〜2005/3/30
昨年から迷惑メールが増え始め,今では毎日削除に何分か掛かるようになりました.

仕事のホームページにはアドレスをページ毎に明記しているのも悪かったかもしれないし,何より悪かったのは迷惑メールにせっせと配信拒否メールを返信した事です.”配信拒否の場合はこちらへメール下さい”と書いてありますが,これに返信するのは”このメールアドレスは間違いなく存在します”とわざわざ教えているようなものだと何かに書いてありました.敵の罠に手も無く引っ掛かってしまったのです,私も馬鹿ですねぇ.

でもこちらにもまだ打つ手があります.攻撃を受け続ける砦を放棄,別のアドレスに本陣を移す手です.取り敢えずしばらくその手段は有効でしょう.そして今後はネット上にアドレスを被曝するチャンスを出来るだけ減らします.

4月1日を期して実行しましょうか.

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開花宣言〜〜2005/3/29
昨日全国に先駆けて四国で桜の開花宣言があったようです.

ふーん,でも本当はもっと早く日本で開花宣言が出されていたのですよ.それは3月23日でした.場所はこのホームページのトップで.そして散るのは明日です.

多分来年も同じ日に….

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安物買いの〜〜2005/3/28
2001年スニーカーファンになって以来4足目を買い求めました.大安売りのめちゃ安商品で,聞いた事のないメーカーのものでしたが,一応同時に二足とも足を入れて歩いて見て履き心地を確かめた上で購入したので,しめしめ得をした…筈でした.

安物買いの銭失い.有史以来の真実を忘れてしまっていた,というか多寡をくくってしまっていました.

履いて何日かして解ったのは滑るのです.スニーカーが滑るなんて考えもしませんでした.滑らないから,安全だからスーツを着る時にも盛大なミスマッチを承知でスニーカーを愛用していたのです.

売り手は安く売らねばならない理由があってそうしている訳ですから滑るからと言って文句は言えないですね,私の不徳を恥じるのみです.

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プロの魅力〜〜2005/3/27
コンサートに見るプロの魅力とは一体何なんでしょうね.

1)有り余るテクニックで難しいところも何気なく演奏してしまうゆとり感 
2)豊かな色彩感を持つ音色
3)自信に裏づけられた,ステージで観客を引き込むゆったりした態度

こんなところでしょうか.これらを備えてないプロは観客が終了時間を気にして時計を覗き込むしぐさ/あくび/お義理の拍手に耐えながら,それでもテンションを高く持ってプログラムを最後までやり終えなければなりません.それってつらいでしょうね.逆に観客をひきつける事が出来たら飛翔の感覚を味わうのでしょうか.

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おかしげ〜〜2005/3/26
私たちハワイアンバンドの持ち曲の中に”青いムームー”というのがあります.

これをジャズっぽいアレンジで弾こうとサイドギターが提案し,もうかなりの期間そのように演奏しています…私以外は.

ブルーノートというのがあり,それを使ってウォークで弾けばそれらしくなる,と言うのは解っています.でも駄目なのです.

何故か?経験が足りないからです.すこし前に作曲をしていた時期があり,ある曲をコンピューターミュージックでポップス系に仕上たのですが,ドラムスをどのように入れたら良いのかさっぱり解らなかった事があり,作っても作ってもおかしげ.それと同じです.

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なごり雪,ん?〜〜2005/3/24
なごり雪という言葉は美しい日本語ですね.去ろうとする道すがら,ふと足を止めて後を振り返る冬.そのため息のような降ると無く降らぬと無い静かな雪.

このたびの雪は多分今年九州のなごり雪になるでしょう.でも裏腹になんと言う獰猛さ.夜8時半,運転していて路肩が見えないくらいに激しい降雪でした.

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か弱い民の声〜〜2005/3/20
私は過去政治に興味を持つ事がありませんでした.60年安保闘争の後に大学生になりましたが,音楽にのめり込むだけで信条もなくてノンポリを通し学生運動の熱気に染まる事はありませんでした.

このホームページを開設した頃が私にとって転換期でした.ときどき雑記に何かを書くという事はそれだけ何につけても”選別し,考える”必要が出て来たからです.

やがて2001年,韓国が教科書問題で日本にクレームをつけました.それに呼応するように所属していた団体の在韓国姉妹クラブが”反省の声を上げて欲しい.今年の交流を中止する”と通告文を送付して来ました.

何故だろう,日韓に一体どんな問題があるのだろう?俄然興味が湧いて来たのです.日本側クラブ員の示した反応にもひそかに大変関心を持ちました.2002年暮に一週間入院しましたが,ヒマがたっぷり出来たので念願が叶いその関連の書物を沢山買い込んで読みました.

その結果,自分自身ある視点を得る事が出来ました.

ところで”民の声”は為政者に届けなければなりません.これまでそれは受動的行動である選挙で消極的ながら果たしている,と思ってきました.でもそれで表現出来る事はごく限られていますし,どのような思いで投票するかが為政者に届く事はありません.

で,今回行政のホームページにアクセスし,そこから”か弱い民の声”を届けました.投票を続けて10回行ったほどの充実感(自己満足の範囲を出てはいないと思いますが)ですよ.web人間であって良かった.

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小学校のミュージックサイレン〜〜2005/3/18
私が通った小学校は下校時間になると蛍の光が各教室のスピーカーから流れました.3拍子でメロディ楽器は確かバイオリンとクラリネットではなかったでしょうか,わびしい雰囲気のアレンジでした.

だいたい下校のミュージックサイレンが鳴るまで教室に居残る生徒はほとんど居ないし,それは私も同じでしたが,たまにその蛍の光を聞く時間には,陽も陰り薄暗くなった誰も居ない廊下に物悲しいメロディがびんびんと響いて,そんな涙が出そうになるほど落ち込んだ雰囲気を味わうのは嫌でした.

ですからそれが流される時にはその曲を聴くまいとしていつも学校の門を走り出るのでした.

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テトラコードその3〜〜2005/3/16
今度は逆に下向きにテトラコードをつないで見ます.”C”から始まる最初のテトラコードの下方に新しいテトラコードをつなげます.注意深く全音→全音→半音の関係を崩さないようにして音を出して見ます.テトラコード同士のつなげ方は全音間隔でしたね.おや,早速”C]につなげた下のテトラコードの第4音に矛盾が起きませんでした? 全音間隔でつなげようとするなら半音下げてやらないといけませんね.そうすれば下のファから始まる音階が正しく鳴ってくれます.

楽譜上では,ある音を半音下げるにはフラットをつけてやれば良いですからシの音にフラットをつけます.これで下のファ(ヘ音)から始まる音階にはシにフラットが付いてそれをヘ長調と呼ぶ,という事が前回の説明から類推出来ますね.

更にそのヘ長調音階の上半分のテトラコードを取り去り,残った下のテトラコードの下方に新しいテトラコードの塊をつなげます.先程と同様の作業をすると,シに加えてミの音を半音下げる必要が生じ,その音階は半音下がったシ(変ロ音)から始まるので変ロ長調と呼ぶ,という事になります.

このように全音→全音→半音とがっちり固められたテトラコードを上や下へ重ねてゆくことが調号の付く位置と付く順番を決めているのです.以上でご説明を終わります.

”それは全部長調についての説明だろ? では短調については?”

いや,もう説明を続ける気力/体力が尽きました.これ以上は勘弁して下さい.でも段取りがちょっと違うだけで考え方は似たようなものですよ.

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テトラコードその2〜〜2005/3/13
では次にその二つのテトラコードを楽器で鳴らして見てください.出だしの音の高さを”C”に取り,テトラコード二つを全音間隔で重ねて見ます.ピアノなら白鍵ばかりを押さえて行く事になり,それはつまりハ長調の音階で,譜面ではシャープもフラットも付きませんね.

これからが本番です.このハ長調の下半分のテトラコードを取り去ります.そして残っている上半分のテトラコード(ハ長調で言えばソの音から始まる5,6,7,8のテトラコード)の上にやはり全音の間隔を置いて新しいテトラコードを乗せます.それに9,10,11,12と番号を振ります.全音,半音の関係を崩さないように注意深く弾いて見れば11番を半音上げて黒鍵を押さえる必要ある事が解ります.11番はファの音です.半音上げるには音楽のお約束で五線紙上のその音にシャープを付けますね.

これでソの音から始まる新しい音階が出来たことになりソの音は日本名はト音ですから(何とややこしい! でも順番に言うと,ド=ハ音 レ=ニ音 ミ=ホ音 ファ=ヘ音 ソ=ト音 ラ=イ音 シ=ロ音なのです)この音階をト長調と呼び,その音階ではファの音にシャープが付くと言う理屈です.

次に進みますが,せっかく出来たこのト長調音階の下半分のテトラコードを取り去り,残った上のテトラコードに先程と全く同じ要領で新しいテトラコードを乗せます.するとレから始まるこの音階(レ=二音)は,積み重ねた13,14,15,16番の内で15番のドの音を半音上げなければテトラコードが成り立ちません.そこで先程のファに加えてドにもシャープを付けます.そしてこのニ音から始まる音階をニ長調と呼びます.

こんな作業を繰り返すと,次はラ=イ音から始まるイ長調でファ,ドに加えてソにシャープが付く.その次はミ=ホ音から始まるホ長調でファ,ド,ソに加えてレにシャープが付く.

こんな次第です.テトラコードを積み重ねて行く様子を視覚的に説明すればドレミファソラシドという音階が,らせん状に輪を描いて一回りしながら登って行きそんな螺旋を半周するごとにシャープが一つ加わる,という感じでしょうか.

まずい説明は聞くほどに訳が解らなくなる,という声が聞こえて来そうです.

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テトラコード〜〜2005/3/11
さて,調号の付き順の法則は何だろう,です.

何せ私がこれを勉強したのは大昔ですから,あまり細かい所までは覚えていません.ノンアカデミックにご説明するしか能がありませんからご勘弁下さい.

ここに4つの音があります.その4音を下から順番に番号を振って1,2,3,4と名前をつけます.お互いの音程の違いを1→2→3→4=全音→全音→半音であると規定します.そしてこの一塊をテトラコードと呼ぶ事にします.なおテトラとは4つと言う意味です.海岸に置いてある護岸用のテトラポッドはこぶこぶが4つ集まって出来た形をしていますが,そのテトラです.コードとは紐=弦の事ですから名前の由来がそれで解りますね.

今とりあえずはテトラコード4音の全音/半音関係だけをしっかり頭に入れて置きます.ちょっとだけ秘密をバラしますと,その4音の相互関係って音階でドレミファの4つの音の関係と同じだと思いません?でもここでテトラコードとはドレミファの事だ,と決め付けてしまうと先へ進めなくなりますから,適当な高さの鼻歌でフンフンフンフン,と音名なしで歌ってみて,そんなのがテトラコードだ,とだけ思っておきます.

次にその全音→全音→半音という相互関係を崩さないまま,歌い出しの音が高いテトラコードを歌ってみます.どれくらい高い音かと言うと最初のテトラコードの4番目の音より丁度全音高く歌い始めるのです.新しいテトラコードの音を下から5,6,7,8と番号を振りますと5の音はソと同じで結局はソラシドと歌うのと同じ事になります.鍵盤楽器が手近にあればうんと歌いやすくなるのですが….

以上で解った事はドレミファソラシドは二つのテトラコードで成り立っていて,その二つの塊は全音間隔でつながっているらしい,と言う事です.

今日はここまでです.テトラコードという概念をわざわざ持ち出した事から判断すると,調号とテトラコードには密接な関係があるに違いない,という推論は”大当たり”です.

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調号の並び順〜〜2005/3/8
シャープ系の調号は一つだけの時はファの音に付き,二つめはドに付き,三つ目はソに付きますよね.フラット系の調号は一つだけの時はシの音に付きますし,二つ目はミです.

一見何の脈絡もなくテキトーに位置を決めてゆく,見たいな感じを受けますね.何故そのように決まっているかご存知でしょうか? 

私がこれを知ったのは大学2年生,指揮者になり立てで音楽の勉強をしなければと理論書を読み始めた時で,そんな理屈があるのかとヒェーと声が上がるほどびっくりしました.

次回からそのお話をしましょう.

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マイスキーのチェロ椅子〜〜2005/3/5
ミッシャ/マイスキーというチェリストは大阪で作らせたチェロ椅子を気に入っていていつも使うそうです.

テレビにちょっとだけ映っていたその椅子は背もたれが,金属棒を曲げチェロに似せた形をしているようです.多分下半分はピアノ椅子と大きくは違わないでしょう.私のように折り畳んで自分で持って歩く事は無いでしょうから携帯性は追求していないでしょうね.きっとデザインが独自でお気に入りなのだと思います.

私と同じように自分専用の椅子に拘っているなんて,なんだかこれまで名前しか知らなかったそのチェリストが妙に身近に感じられるのでした.

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鬼のカクラン青天のヘキレキ〜〜2005/3/4
薄着のままで眠ったのが悪かったです,2月の終わりに風邪を引きました.
私は1/4世紀に亘ってほとんど風邪を引かないで来ました.それにはコツがあって,風邪を引きそうになると充分な予防措置をします.ですからごく軽い症状で収まってしまいます.すると私は自分自身に言い聞かせるのです.”私は風邪を引かなかった”これは誤魔化しではありません.体に言い聞かせる事によってある程度(かなり)体調をコントロール出来るのです.これを使わない手はありません.

同じ事を2001年11月2日のときどき雑記に書いていますが,それにも拘わらずこのたびだんだん悪化してついに2日間寝込んでしまいました.

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Xの威力〜〜2005/2/26
解らない事をとりあえず解った事にしてそれを”X”と名付ける.一体そんなチョー便利なことを誰が考え出したんですか?

何でも良いから数学の問題をXを使わないで解いてみて下さい.その難しい事.中学の代数の問題と小学校の算数の問題と比べたらひょっとしたら私達大人にとっては小学校の問題の方が難しいかも知れません.Xを使わないで解答を考え出さなければなりませんから.

ゼロの発見は人類の偉大な業績ですが,”X”の概念導入はそれに次ぐものではないでしょうか.

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クレモナの松下さん〜〜2005/2/22
日曜日の夜NHKで特番があり,クレモナでバイオリン製作工房を開いている松下さんという人の活躍を紹介していました.パリでの国際弦楽器製作コンテストに出品したバイオリンとビオラがどちらも入賞した事を報じ,そこへ至る過程,彼の製作姿勢を説明するというものでした.

ストラディバリウスがしたであろうその作り方を研究することが,そのまま楽器の新しい個性として表れる,というのが面白いですね.楽器個性をことさら追求していないのに結局は個性になるのがけれん味のない誠実な職人の特質なのでしょうか.製作する楽器が年間5本という数字にも真剣な姿勢が感じられます.

テレビにちょっとだけ映った,F孔に差し込んでいる小道具が,何と私が考えた”魂柱位置測定器”によく似ていたのが気になります.

その松下さんという人は私のコントラバス製作発注に大きく関わって頂いた人です.彼が探してくれたボローニャの工房に彼を通じて発注したのです.

番組が終了して直ぐに松下さんにメールを送りました.松下さんの作る楽器の300年後が楽しみですね,と.

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世論調査の数字〜〜2005/2/21
死刑制度を容認する国民が81.4%に達したと内閣府が発表したそうです.
凶悪犯罪頻発のせいか,被害者の権利が尊重されていないと感じている人も7割を超えています.

この問題にはときどき雑記でも過去2回触れていて,2003年の7月11日に犯罪者への過剰な温情主義/人道主義や警察力低下に言及しましたし,今年の1月9日には犯罪当事者のぎりぎりの視点から法律をどう機能させるべきかをちょっと考えてみました.

中国では日本より死刑が頻繁に行われているようですが,それでも犯罪は増えているようですから制度としての死刑執行強化が直ちに犯罪防止に充分な効果を期待できると短絡的に判断出来ないでしょうが,少なくとも死刑は容認すべきで被害者の側に立った法体制でなければならない,と圧倒的多数の国民が考えているということに若干の驚き(プラスの意味で)を感じました.

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替え歌〜〜2005/2/20
クラシックのメロディをテレビコマーシャルソングに使う事がありますね,替え歌で.

一般の人達がクラシックを身近に引き寄せる良いきっかけだと前向きに捉えるか,それともその元になった音楽を聴く時に替え歌が浮かんで来て振り払えず,コンサートが台無しになってしまうと後ろ向きに考えるか,広告主が売り込みたい商品をさておいて興味のある問題です.

曲をアレンジせずにそのまま使うなら困った問題は起きないし,むしろクラシックの良さを商品とともに毎日広めてくれて結構な事だと思えるのですがね.

昔ショパンの前奏曲第7番がそのまま整腸剤のコマーシャルソングに使われました.あれは好きでした.

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わずかな改変〜〜2005/2/18
これまで何度となくコメントしてきましたが,HPの色再現は閲覧するPCによってさまざまです.本当に困った事です.

これまで色はずっと自分のHPの上だけで決めてきました.昨年12月の手直しではこれまでになく微妙な薄い色にしたのですが,画面が少し暗いノートPCで作成したので普通のPCでは逆に明るすぎて字が判読しにくかったようです.

それで泣く泣く文字以外の色をちょっと落としました.同時に背景のドット模様(私はメッシュと呼んでいます)の目先を変えてみました.細かくしたので文字の判読が幾らか楽になると思います.

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その昔〜〜2005/2/14
ふっと大昔の事を思い出しました.

歩いて10分くらいの所に保育園があり,いつも先生が園児を家まで迎えに来ていました.私は保育園に行くのが嫌で,柱にかじりついて抵抗していました.それを先生は柱からむしり取って連れて行くのでした.

”なして(どうして)保育園に行くのが嫌なんかね?”と母が問い掛けると”○○園じゃけぇ…”とその保育園の名前を言いました.答えになっていませんが何となく嫌い… その大きな部分は昼寝の時間があることでした.遊びたいのに,そして寝たくもないのに静かに寝なければならないなんて耐えられませんでした.

それって_ つまり問題児!

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句読点〜〜2005/2/13
あるサイトで句読点が話題になっていました.横書きで”,.”を使うか”,.”を使うのが正しいのか.

日本語の文章に”,.”を使う人が居るなんて本当にびっくりしてしまいましたが,その人は逆にどうして”,.”を使うのか不思議のようです.

ある人による情報ではお役所の公文書では混合タイプの”,.”つまりカンマとマルを使うよう指導されるようです.これもびっくり.

とは言うものの,それが原因で意味の食い違いは起こり得ないので,まあ強いて気分の問題で済ませて良いのではないでしょうか.

常々気になるのは”,”を使うとその後が私の感覚よりはスペースがありすぎること,だからと言って公用文のように”,”を使う気にはなれません.

それはさておいても文章をどう”,”で区切るかは難しく,いつも気になっています.

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ワード検索〜〜2005/2/12
このときどき雑記は始めてから5年経ってかなりの量になっています.
一週間前,名付けについて書きましたが,かなり前にも命名について書いた事があって,それがいつだったか思い出せませんでした.

でも,今年になってから強力な武器を手に入れていたのです.画面左下の”サイト内ワード検索”.

それで検索してみると2001年後半だった事が解りましたので,参照しながら雑記を書く事が出来ました.ほんとうに便利.

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ドラマチックな勝利〜〜2005/2/10
昨晩埼玉で行われたW杯サッカー北朝鮮戦は良い試合でしたね.

競技を台無しにする汚いプレーは予想外に少なかったし,審判の判断ブレも許容範囲内のようだったし,観客の頭に血が上りすぎる事態にも陥らず,両軍選手は90分間集中心を失わずぶっつかり合いました.目の覚めるようなスーパープレーが随所にあればもっと良かったですが,逆にお互いパスミスがちょっと目立った程度,でもそれに不足を言い立てるのは欲張りと言うもの.

そして何より良かったのは緊張の連続の中,2-1で勝った事でしたね.3分間のロスタイムに勝ち越し点を奪い取ったドラマチックな勝利はこたえられませんねぇ.いや,興奮しました.

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新着外来語〜〜2005/2/8
最近コンプライアンスという聞き慣れない言葉を聞く様になりました.

辞書で調べてみると compliance=要求などに従う事,法律の遵守,協力,服従
とあります.
テレビでは
コンプライアンス(法令の遵守)
と言う風に言葉の意味をわざわざ括弧書きで添えてあります.

なんだ,”遵守”か.

決して文字数を省略して読みやすくする目的で使っているのではないですね.何故日本人の常識になかった横文字を持ち込んだのか,遵守という日本語では伝わらない微妙な意味合いがその言葉に含まれているのでしょうか.

私もついなまじっかな横文字を文章の中で使う事があるので若干反省,この言葉を見た時にたじたじとなった印象は大事にしなければ….

とはいえ,やがてこの言葉も認知され”コンセンサス”を得るのでしょうか.

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命名2〜〜2005/2/6
2001年夏,進物店で新生児の名前一覧表を見た時にパステルカラーを思わせる名前が多いと言う感想を持ち,それをときどき雑記(2001/8/5)で述べました.

今日行ったスーパーで赤ちゃんの写真展がありたくさんの我が子自慢写真が張り出されていました.その名前の数々を見て今度は違う印象を持ちました.

読めない名前が散見されるのです.漢字そのものはそんなに難しい字でないのでちゃんと解るのですがつけてあるふりがなとの関連性が解らないという傾向があります.世界に一人だけのかけがえない我が子ですから特別な名前をつけようとしたんだろうな,と親の気持ちは推し計れるものの小学校の先生は名前を読み上げるのに苦労するだろうなと気の毒になります.

役場が受け付ける漢字に厳しい制限がある一方で,その漢字の読み方には特に定めがない(のでしょうか?)のでその隙間をついた法的裏技かな,と感想を持ちました.

世の中をこの傾向に導いたのは流行り歌の歌詞ではないでしょうか.一つの言葉に二重の意味を持たせようとした作詞家の目論見は解ります.けどそんな読ませ方はちょっとヤバイぞ,と思ってきました.それと同一路線の日本語感覚だと思うのです.

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立春二日目〜〜2005/2/5
立春.季節の節目の中でも立春は新鮮な響きを持っていますね.若い頃は夏至という躍動感のある節目にワクワクしていましたが,もう今ではちょっと荷が重い.

今年は厳しい寒さですが,2月始めに降った雪が溶けてみれば何となく景色の角が取れたというか柔らかさが感じられます.

とは言え,中越地震の被害を受けた地域の雪下ろし映像を見ると今年は九州の気候を小包みにして送り届けたい気がします.

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寒いっ〜〜2005/2/1
昨日から今日に掛けて九州でもとても寒くなりました.日中でも粉雪.枝道に降った雪ならパウダー状のまま薄く張り付いています.お正月も白いままの三が日でしたがもっと気温は低いようです.

それにつけても,天気予報は良く当たりますね.インターネットの威力,当地の3時間毎の降水量はおろか気温/湿度までちゃんと解り,ほとんど驚きの正確さです.

そんな事にいちいち驚いていては今どき生きてゆけない,と水を差されるかもしれませんが,世の中の進み方速いですね.

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琳派〜〜2005/1/30
尾形光琳の”かきつばた図”を見ていて,ふと気付きました.

使っている色は背景の金色を除けば緑と深い青色だけです.その色の組み合わせは”みーさん素顔/経歴”でご紹介していますが私の一番好きな配色です.何故これまで気付かなかったのか不思議ですが,それで改めて一層この絵が好きになりました.

まっすぐ突き上げる強靭な葉と柔らかい花弁の組み合わせと言う魅力的な形を題材に選んだ着眼点も素晴らしいけど,その周りを取り巻くものを一切がっさい省略し切った思い切りの良さ(これが西洋の絵なら主題以外が占めるキャンバス一杯の余白は主題を浮き立たせる脇役や主題を説明する端役たちで埋め尽くされているのが普通)そしてかきつばたが広い屏風の中で作り出すうねりとリズムの程の良さ.

琳派とよばれる画風の持つデザイン性は見事だと思います.題材が古典的な花鳥風月なので或いは古臭いと言う印象を与えるかもしれませんが,そのセンスは今に通じると思いますし,それどころかずっと光を放ち続けると思います.

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公平な報道〜〜2005/1/26
今,何年か前の出来事について朝日新聞とNHKが政治家2名を巻き込んで”報道の自由,公平な報道”にまつわる争いを起しています.

今後どのように展開されるか,見守りたいと思います.

今回の出来事を契機にして思うのは,そもそも”バランスの取れた公平な報道”というものが果たして可能なのか,いやそれ以上にそれ自体に意味があるのか,という事です.

どこの報道機関にもおおまかな政治的/思想的/経済的立脚点があり,記事の取り上げ方や論評がその立脚点から逸脱しないように社内独自のチェック機能があるはずですね.見かけは両論併記の姿勢を崩さないにせよ(それを崩せば大手報道機関とは呼べなくなります)力点の置き方が各社で違わなかったら報道機関は日本に一つだけあれば充分と言う事になってしまいます.それはおかしいですね.とすると,ある報道機関が持つ特定の立脚点は認めてあげなければなりません.そしてその姿勢に評価を下し取捨選択するのは購買者/視聴者の権利です.

逆に公平な報道を目指す余り,常に同じウェイトで両論併記し,あたりさわりのない論評しかしない報道機関があれば退屈なのでその新聞を買う人はいなくなるのではないでしょうか.

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ブログ〜〜2005/1/24
ブログという言葉を最近良く聞きます. 調べてみれば個人運営の日記的なWebサイトの総称,という事らしいです.Weblogを語源にしてその略称でBlogとなったみたいですね.ついでにこれまで生半可に使って来たwebって何?と思ったら,Worldwidewebを短く略したもので,webとはクモの巣だとの事,なるほどっ.

ところで私が興味を持つのは,Blogという簡単には思いつかない略し方を誰が考え付き,説明を受けなければ理解出来ないその言葉はどのようにして広まったのかと言うことです.伝播速度はそんなに速くないと思うのですが,それを逐一追求してみれば新しい時代の”噂”の広まり方が解るかもしれません.

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日本画の世界〜〜2005/1/23
家内と北九州の美術館に行って来ました.
横山大観を始めとする日本画を集めた京都国立近代美術館所蔵展です.沢山の日本画を見て私の感想は,決して肯定的なものではありませんでした.

”日本画は明治になって西洋文明の受容を受けて出現した”と説明チラシにありましたが,その日本画70点を見て改めて感じたのは,明治までの伝統的な観念的/様式的/装飾的な美意識と,物事を明晰/断定的に表現せず曖昧なままに置く日本人の社会意識を合体させて出来上がった絵画様式なのではないか,というものでした.

なにか食い足りないのです.何の故に,と明確には判らないのでそれをはっきりと表現出来ませんが,そうなのです.日本画の名だたる重鎮作家の作品を前にしてそう思う私の感覚が悪いのは間違いありません.

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新しい増幅装置〜〜2005/1/19
今年になって初めてのハワイアン練習でした.去年12月はじめからずっと練習がお休みだったので皆カンが戻らずメタメタ.でも私に取っては年末に手に入った楽器用の小さいコンデンサーマイクを350Wのベース専用アンプ+ドでかいスピーカーボックス(中型口径のウーファー4発入り)に繋ぎ,初めての音出しという記念すべき日になりました.

でも装置の調整は今後の課題.馬力のある音は出るものの音程感とリズム感に欠けるという欠点が露呈しました.どうにかしなければ気分の良い演奏にはなりません.

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ソフトを購入することにしました〜〜2005/1/17
CD音楽の曲の速さとピッチをそれぞれ独立に変えられるというソフトです.現在お付き合いをして頂いているプロ団体は一つは440Hz,もう一つは何と444Hzで録音されています.以前練習をしていたCDはウィーンコンツェルトハウスSQで,それは436Hz以下(測定不能)という低さでした.そのままではCDを取り替えるとチューニングもそのたびにやりかえるという大変面倒な手続きを経ねばなりません.昨夏に同じ目的のあるソフトを試用した所,ピッチを変えると音質が極端に劣化してしまい,買おうと思った気持ちが萎えてしまいました.今狙っているのはやがて発売される予定の別のソフトです.

メーカーは音質に自信たっぷりのようで,しかもピッチとタイミングの可変だけに特化しているソフトと言うのが気に入ったので,発売になるのを楽しみにしています.

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分別展示〜〜2005/1/13
これはお正月休みに作業したことですが,資料展示室内ギャラリーの旧はがき絵コーナーとHPトップのはがき絵の内容を分けました.したがってトップを飾る絵を同時にギャラリーで見る事が出来なくなりました.

ギャラリーでははがき絵だけでなくスケッチブックに描いたものも載せましたのでコーナー名を作者の要望に従って”花のスケッチ”と変更しました.展示内容も若干変わっています.

一方トップ画像は一年分で54枚用意したので平均すれば一週間に一度かそれ以内に絵が自動的に変わります.どうぞよろしく.

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ぼちぼちまともな生活に戻らなくては〜〜2005/1/12
サイト更新作業を始めた昨年11月半ばから生活は乱れ始め,用事が無くても寝るのが1時過ぎという習慣にはまってしまいました.一方で運動はうやむやのまま,バス練習だけは12月半ばに復帰しているのですが,お正月気分を脱ぎ捨てると同時に生活も清く正しいものに変えなくては_と.

ここに決意表明を致します.

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”法”は何を目指すのか〜〜2005/1/9
性犯罪者のデータをどのように扱うか(公開すべきか否か)が取り沙汰されています.

難しい判断です.その議論の本質を突き詰めて考えれば,これは犯罪一般に通じる事ですが命を奪われる被害に遭うかもしれない真面目に生きている人を犯罪被害から未然に守るべきか犯罪者の更正を重んじるかという二律背反の問題です.再犯防止の為に更正に重きを置き過ぎると罰の軽さが却って犯罪の増加を招くでしょう.

二律背反でなく当然両立させる道を探るべき事ではあります.しかしぎりぎりの厳しい選択から逃げずに,しかも仮面を被らずに判断するとどうなるでしょうか?少し離れた所から手をポケットに突っ込んで傍観する場合と当事者になった場合はものの見え方が違うと思います.

あなたがもし深刻な犯罪の直接被害者であったときに犯人の人権が無条件に守られて行くのに耐えて見守る事が出来るか,逆にあなたがその犯罪者であった時に犯罪者であった事を社会に晒されて生きる残酷さと比較して,どちらが不当でむごい事か.

”法は社会に対してどのように機能させるべきか”という社会の根幹に関わる問題です.

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検索窓〜〜2005/1/8
サイト内ワードの検索窓を考えていた通りのデザインで,しかも望ましい位置に設置する事が出来ました.

このアイデアは最近取り入れたいと思ったのですが,どのような記述をするのかをネットで探していて秋場研氏のサイトに辿り着きました.氏はニュージーランドのトレッキングに特化したページを作り,その中で検索窓についての研究成果を発表しておられます.

それを読んだ後,疑問点を氏から手ほどきを受けて設置する事が出来たのです.

秋場様,ありがとうございました.

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HP改変2種〜〜2005/1/5
新しい掲示板を導入しました.特に問題が発生しなければ当分並置し,3月に新しい掲示板に一本化する予定です.

また,サイト内でワード検索が出来るように各室トップに検索窓を設置しました.

ところがこのサイトはフレーム構造になっているので,検索するワードのありかによっては鏡の部屋に入ったようなおかしな画面になってしまうという欠点があります.

そんな時にはブラウザの”戻る”ボタンか左リンクフレームのボタンをクリックすることで矛盾は解決します.
ご不便をお掛けしますがお許し下さい.

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目標〜〜2004/1/3
ところで今年の個人的目標は,世間非認知/偽文芸作家みーさんとして第三の作品を書き上げたいですねぇ.もし書くなら先作の殿中日記”琴騒動”の続編あたりを漠然と思い描いています.

どうも私はシリアス系でなくて,ごく軽くて冗談っぽいものに向いているような気がします.ぱっと見だけは七難しくてとっつき難いようでいて,よく見ると洒落のめしている,と言うシチュエーションは好きですね.

あっ,コントラバスの練習も勿論.

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新年〜〜2004/1/2
あけましておめでとうございます.

九州に住むようになって1/4世紀,このたびのように真っ白な年末年始は初めてです.通る車も少なくてひっそりしたお正月.

我が家も京都にいる下の息子は風邪で帰郷せず,ひっそりしています.でも予定通りなら31日夜中国縦貫道を通って帰って来るはずでしたから雪深い道路で事故を起こしはしないかと一晩中心配だったでしょうね.帰らないのが判ったのは31日の昼,それから大慌てでその時に出来ていた程のおせち料理を宅急便で送ってやりました.今年のお餅は自分で搗いたのでそれもお裾分けで荷物の中に.

家族一人でも欠けると淋しいものですね.昔,広島に住んでいた頃年末年始に家族を置いて泊り掛けでスキーをしましたが,やっとそれに気付いて反省しているところです.


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