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ときどき雑記2014年d

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■年の瀬の総括・・・2014・12・31

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もう年の瀬、今年も例年に負けず劣らず色々な事がありました。

中でも大きな出来事としては1年掛かりで日本地図上をバーチャルに徒歩旅行した事。宗谷岬を出発した元旦当時の計画では鹿児島の佐多岬までだったのですが、7月11日にそれを達成してしまい、残りを「おまけ旅」と名付けて略々日本をぐるりと周り、計算によれば岩手県の県都盛岡に到着しました。年間歩行距離は4820キロ少々です。毎日の歩行距離と歩いた地図(実際は地元の郊外を繰り返し歩きました)を残しておきます。距離はネットで見掛けたNAVITIMEと云う高速道路の里程計算ソフトで測定しました。だから私の歩いた距離は高速道路上を測ったものでした。長期間歩行をやり続けたお陰で尻・太腿が71歳の私なりですけど充実した感があります。

一方楽器練習でも特筆事項があります。それはクラシックギターを弾いていた学生時代を思い出して足台を使い始めた事とその足台に合わせてバス椅子を改造したこと。足台によって演奏スタイルが変わりコントラバスをしっかりサポートしながらも柔らかく抱き込む良いイメージが生まれ、その有利さはステージでも実感しました。これらは来年出来るだけ早いうちにご紹介するつもりですが、バス椅子座面を又また作り直す気持ちもあってその後まで延期するかも知れません。

何はともあれ今年も無事に大晦日を迎えました。来年は一体何が私を待ち受けているのか、楽しみです。

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■今年のクリスマス・・・2014・12・25
今年の12月は街からクリスマスが消えかかっていますね。50年位前は飲み屋のクリスマス、40年位前は商店のクリスマス、30年位前からは家庭のクリスマスが賑やかだったと思っていますが、この外来行事は飽きられ始めているのでしょうか、それとも商店が賑々しくイベントを企画して客を呼び込む体力に不足を来たすほどになったのでしょうか。

我が家は50年弱前に家庭を持って以来はじめてクリスマス色をぬぐい去ってケーキもワインもモミの木の飾り付けもなしの一夜を過ごそうと夕食はナベものにしました。お酒もいつも通りにナシ。

ついでながらお酒は55年くらいに亘って飲み続けて来ましたが、今年の8月にふと止めようと思って見たところ意外にもすーっと飲みたいと思わなくなりました。絶対禁酒などと大上段に構えてはいないのでお付き合いの必要があれば飲むのにやぶさかではありませんが一夜飲んだら又元へ戻ってしまった、と云う事もありません、翌日から何気なくお酒のない日に戻るのです。

お話を戻して、クリスマスの匂いの無い12月24日も新鮮で良いものだと思います。これ、病みつきになるかも。

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■松脂調合・・・2014・12・22
昨日のコンサートでは冒険を一つ実行しました。
それは自分で調合した松脂を十分な検証期間を置かずにいきなり使って見た事です。それまでは松脂の調合なんて考えた事もなく、むしろ良い事ではないと思っていました。

ところが3日前に常用の松脂を落として割ってしまいました。どんな松脂でもあれば良い、ダメで元々と割れた松脂を拾い集めて無経験ながら溶かして再生させることにしました。

作業途中でふと例の「やって見たらどうだろう。やって見なければ何も判らんだろうが。」がムラムラと頭をもたげ、過去試して来た松脂の残りがいくつかあるのでそれを溶かして調合したらどんな松脂が出来上がるだろうとそれを実行する事にしました。

手持ちの松脂の性格は判るので、私にとって望ましい粘度を想定しながら3種類の松脂の調合割合を決めました。出来上がった松脂で演奏してみるとちょっとネバ過ぎる、もう一度溶かして硬い松脂を余分に混ぜ込んで出来上がったものはどうやら良さそう。

コンサート本番はそれを使って乗り切りました。違和感もなく粘度もおおむねこれで良かった、今後はあり合わせ調合をするのでなく積極的に自分に最も適した松脂を探るというチャレンジもやって見ようと思っています。調合に失敗してもその失敗作を使って更に別の松脂を作れるのはもうこれで判ったので恐れる事はありません。楽しみです。

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■コンサート終了・・・2014・12・21
コンサートは終わりました。夕方自宅へ帰りついて、もうこれ以上コンサート曲の練習をする事もなく、大して見る事もなかった連続ドラマ黒田官兵衛の今日は最終回を眺めながらぼんやりしています

今日の曲目はモーツァルト/弦楽五重奏曲第3番ハ長調、ハイドン/カルテットト長調作品76−1、ドヴォルザーク/弦楽合奏の為の夜想曲ロ長調、ブルッフ/クラとビオラの為の二重協奏曲ホ短調、ヘンデル/合奏協奏曲作品6−2。

入団以来この団の演奏曲目はバラエティに富んでいてとても好ましいと思っているのですが、特に今回のこのモーツァルトとハイドンは以前から個人的にとても好きな曲なので大変難しい曲ではありましたがいつも楽しく練習出来ました。

コントラバスの首尾はどうだったかとあまり突っ込まないで下さい、私のレベルでそれなりだったと云う事にして置きます。

これから先は次の忙しさに紛れ込んで行けます。

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■古タコ・・・2014・12・19
コンサートまであと数日、古タコが痛みます。
普通のジャーマン持ちなら出来ないと思いますが、チェロと同じ持ち方を下手糞にやると右手親指の右側面に出来るようです。

タコを静かに眠らせながら上手に弾かなければならないと思います。

タコは上手に弾ける為の指南役とあがめて傷めつけないように気をつけながら練習しましょう。良い弾き方をすればタコは痛くないと思います。 タコ先生有難うございます。

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■朝食・・・2014・12・17
パポパグラタンが朝食としては重過ぎると家内がずっと前に言い出して以来朝は新しいメニューに変わっています。

しばらくの試行錯誤の後に確定したのはホットサンド。それに7種類の食材を挟んで食べますが、一年中同じものです。朝食だけは手順から何から毎日ハンコでついたように全く同じです。

玉ねぎ薄切り、カイワレ、ベーコン、薄焼きたまごを食パンサイズに折り畳んだもの、トマト薄切り、サラダ菜などの葉っぱもの、キュウリ薄切り、それらを5枚切り食パンの1枚分を2枚に薄く切ったものを3枚使って食材を挟んでから2人分に切り分けます。食前には毎日作るカスピ海ヨーグルトの上に作り貯めした砂糖煮のブルーベリーを乗せて食べ、食後は相変わらず手挽きのコーヒーを点てます。

社会を卒業してから私はコーヒーサービスだけでなく朝食の支度を手伝います、と云うより私が主になって作ります。それが伏線と云うか免罪符になって昼と夜は何もしませんけど。

料理は何にしても随分と工夫の余地がありそうなのでやれば面白いだろうと想像するし、ある時分にはカレーライス作りに凝り掛けた事もありますが、でも他にしたい事があるので手が回りません。

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■カバヤ・・・2014・12・12
小学生のころ、1950年代になって程なく戦後の物資不足が少しずつ解消されて来る頃のお話ですが私の地方のお菓子屋さんではアメ玉に加えてキャラメルが出回り始めました。明治・森永それに少し遅れてグリコ。
そんな中で印象的だったのは最後発(?)のカバヤキャラメルですが、私の住んでいたごく田舎の食料品店にカバの形をした宣伝自動車がやって来ました。運転席など車の前部が兎に角カバなのです。その姿が奇抜に映り、60年経った今でもそれを覚えています。

家内は景品のカバヤ文庫が欲しかった、とカバヤの別の面を覚えています。調べてみるとその文庫本の種類はたくさんあったようで子供だましの良い加減な企画ではなかったようです。子供向けの本は図書館には立派な硬い表紙で値段の高そうな文庫本はありましたが一般にそんなものが買えるご時世ではなかったので家内はとてもカバヤ文庫が欲しかったそうです。

カバヤをここで持ち出したのは、ショッピングセンターで買ったチョコレートの袋を家に帰って良く見るとカバヤの製品だったからです。

懐かしかったですね。カバヤの宣伝はずっと見た事がないのでもう会社はなくなっているものと思っていました。同じ棚に並んでいる他の袋チョコレートより少しだけ高かったのですが食べてみるとまずまずの味なので、我が家で朝食後に必ず点てるコーヒーの添え物にこれを主として使う事にしました。

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■コンサート会場で練習・・・2014・12・7
昨夜はいつもの土曜練習日、終わって自宅へ帰り着いたのは11時半。今日は朝8時に自宅を出発、予定しているコンサート会場で日帰り合宿ほどの時間を使って練習をしました。この二日間で学生時代は音楽に浸りきりだった事を思い出しました。

この会場はいつもの練習会場とは違って響きが豊かなホールなので気持ち良く弾けました。私の楽器はホールがもっと大きくても豊かな響きを失わずに鳴るような気がします(思い違いでなければいいのですけど)。逆に練習会場では厳しい鳴り方で演奏のアラばかりが目立つので我が腕前にがっかりしながら弾いているのです。

今年は年初からずっとウォーキングに時間を使い過ぎて音楽練習の熱意はは3番目くらいまで落ちていたので練習不足は自業自得、そこをホールの響きに少しでも助けて貰えるなら有り難い事です。

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■楽器調整・・・2014・12・2
楽器工房にコントラバスの調整を数日前から電話予約していたので持参してから数時間で出来上がりました。依頼したのは主として駒の調整です。以前は自分自身でも簡単な調整を手掛けた事もあり、それを基にしてコンテンツも作りましたが、それはお付き合いしていた工房が矢鱈に遠すぎて日帰りではとても行けなかったからです。

現在依頼している工房は近くなのに加えて信頼出来る腕なので楽器を全面的に委ねています。こんな風な音にして欲しい、こんな要領の調整をして欲しい、と伝えれば後はいつ引き取りに来れば良いかを尋ねて終わりで、それ以外は余計な心配をしません。

弓を持って行っていなかったので受け取る時に簡単にピチカートして「あ、弾きやすいし音も良くなっている」で引き取りました。この1年間、酷使はしていなかったし駒の傾きも折々に見ていたのですがそれでもやっぱり動いていたのでしょうか。

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■ワイン祭りと視力・・・2014・11・30
昨夜は団がしばしば練習場として借りている公民館のワイン祭りに乞われて3曲演奏しました。集まって来るのは高齢者がほとんどですが、皆さんおしゃれをして音楽を聞いておしゃべりして調理室で女性群が沢山準備しておいた美味しいものをテーブルにあふれる程並べてワインをたしなむ素敵な行事です。ここの区民になりたいと思える一夜。

私たちの演奏でそれは始まるのですが、最初は椅子を整然と並べてちゃんと聞いてくれます。会が進んで食事時間になれば演歌ではなくオーケストラが大きな画面の中で邪魔にならない音量で演奏を続けています。

何せ区の公民館ですからしっかりした建物ではありますが舞台は狭く、その照明も十分に明るくはありません。

この時自分の視力が更に衰えているのを実感したのですが、臨時記号が読めません。フラットなのかシャープなのか、はたまたナチュラルか。込み入っている音符の並びもしっかりは読めません。 かなり音を外してしまいました。(単純に下手なだけ?)

これまで使って来た必要部分を読みやすく大きく拡大加工しているB4拡大譜は更に五線を大きく、特に臨時記号のフォントを大きく編集してプリントアウトしてやる必要がありそうです。楽譜ソフト「フィナーレ」がなければ私の演奏生命はもう終わっていた事でしょう。

いや、まだ頑張るぞ。

15年前、音色と語り口で述べた頬が緩んでくるような想像からはまだまだ遠く、かすんでさえも見えない所に立っていますが楽器を置く時にはもうちょっと近づいて置きたいです。

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■マンドリン合奏団定演・・・2014・11・24
略々十年間先輩の引きがきっかけになって賛助出演を続けて来ましたが今年秋口になってこれからは出演しないと決めたマンドリン合奏団の定演に孫2人を連れて夫婦で聴きに行きました。800席のホールはほとんど一杯、永い歴史を持つこの合奏団には熱心な固定客が多いようです。

家族4人で座れる席はもう一番前しかなくコントラバスに近いところに座りました。

その為に、戦列を離れた傷病兵が病窓から戦友の戦いを見守ると云うシチュエーションになってしまって音楽全体を見渡すゆとりはなくバスパートのアレンジと音色ばかりが気になりましたが、柔らかい良い音色でした。

小2と年長組の孫2人は初めてのちゃんとしたコンサートだったので、演奏最中は黙って聴いてねとのお祖父ちゃんの注意をよく聞き入れてくれてお喋りはしませんでしたが、その代わり席でじっとはしていませんでした。
休憩時間には屋外に連れ出し3人で駆けっこをしてガス抜きをしてやり席ではそわそわしないようにしようねとしゃがんで目線を合わせて頼んでから席に戻ったのでお行儀はまあまあの出来でした。

厳格にすればコンサートが嫌いになるだろうし、周りに迷惑が掛からぬ範囲内で適当に手綱を引いたり緩めたりでした。
次の機会にもうん行くよと云うかどうか私の成果が試されますが、コンサートがハネてからのソフトクリームと帰りの車中の機嫌が良かったので成功かな。

休憩時間に気付いたのでしょう、私の席まで出演祝いを持って来てくれた人がいました。今春に出会って秋には出演するよとの言明を信じてくれた結果なので申し訳なさで胸が詰まりそうでしたが、それだけに一杯に喜んで受け取りました。このお返しの方法はちゃんと解っています。

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■最良の構え方?・・・2014・11・22
10月中旬から始めた足台使用はもう1カ月を経過しました。
私の構え方にとてもマッチしていて、こんな事を思いついてラッキーだったと嬉しくなります。この構え方は又いつか画像にしてアップロードしましょう。

それに大型の楽器だとは言いながらもピアノでも琴でもないものが自分の体の動きに沿って動いてくれない、というこれまでの私の構え方はそれなりに良い所もありはしたのですが、こうやって気持ちと体の動きに合わせて楽器が動いてくれ、しかも重い楽器を支えるのが体の負担にはなっていないと云うこれまでで最良である事を時間の経過と共に実感しているところです。

大きい楽器を受け止める体をしっかり後ろから支えてくれる最新の第4号トムソンバス椅子を使った座奏、そんな座奏を前提条件にしてバスはちょっと大きなチェロでしかないと感じさせてくれるフレンチ弓の使用、音量増大に役立つエンドピンボックスの利用、そしてこの足台、これら全体が楽器を柔らかくフレキシブルに包みながら演奏する事に貢献してくれています。

これまで私の演奏スタイルはそれを取り入れるたびにいつも「もうこれで決まり」と思いながらもしばらくすると変わるのが常でした。

これから先、この状態からもっと別の構え方に変化することがあり得るでしょうか。
残る問題は幼稚な私の演奏テクニックだけかも。これはレイトスターターでありレイジーミュージシャンである私の永遠の別格課題として残り続けると思います。

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■バージョンアップ・・・2014・11・21
このサイトのバージョンは5.63に進んでいます。先月なかばにHTML文法の改善から始まり重い画像を軽くしたりと余り訪問者さんからは気づかれにくいところの手直しをして来ましたが今日はトップページを少しいじりました。
じわじわやって行きますからいつ終わるとは言えませんが年内には作業を終えるつもりです。

新しいコンテンツも二つアップロードしましたが、写真1〜2枚だけ載せてほとんど説明のないページになっています。それは先日作った足台とトムソンバス椅子の新作なのですが、これも年末から年始にかけてちゃんとしたものに仕上げるつもりです。
しばらくお待ち下さい。

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■楽譜台紙のメンテナンス・・・2014・11・20
コンサート用楽譜については剥ぎ取り・貼り直し可能な製本を考え出して使っています、私は1年のうちで何度も新しい楽譜指示や読みやすさの為に加筆訂正してプリントアウトし直すのでそんな製本でなければ困るからですが、それをしながら何年にもわたる繰り返し使用に耐える為にはメンテナンスが必要です。今年はページ貼り合わせ部分が数か所痛んだので補修しました。

それをその後の再メンテナンス"として"楽譜台紙のメンテナンス"コンテンツの最後尾に書き加えたのでご紹介します。

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■近郊の大会・・・2014・11・16

今日は市内の山奥にある温泉場の前がスタート・ゴール地点という11kmウォーキング大会に夫婦で参加しました。家内にもまとまった距離の歩きを経験させようと1か月前の市内10キロ大会に初めて参加しましたが、果たせるかな興味を持ったようで今回はその2回目です。前回はほとんど坂のないコースでしたが、今回は往路はだらだら延々と続く上り坂で復路は最後の2〜3キロが急な下り坂というものでした。

下りでも大股で歩けるようにおへそを突き出しながら仰向いて歩き続けたのですが、最後の短い平地に下りてもその姿勢が元へ戻らずブレーキが掛かった状態になって止まりそうになりながら歩きました。

以前標高650mの山のドライブコースを上り下りした時だってそうはなりませんでしたからおかしな気持ち、自分を笑いながらゴールしましたが貰ったお弁当を食べたらやっと元へ戻りました。

ここはコース全般にゴミが全く落ちていず景色も上々、おまけに地元の人たちが作ってくれたお弁当がとてもおいしくてその方々の熱意も感じたので夫婦共々来年も参加するつもりです。

上の画像は中間点で撮影、下の画像はゴールしたところ。

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■弦の張り替え・・・2014・11・13
今はまだコンサート1カ月以上も前なのですが弦を新しく張り替えました。

毎年コンサート時期になると最初の団体のコンサート1週間前に張り替えるのが常でした。思いだせる限りその習慣を続けて来ていたのですが、今年は新しい弦の響き方によっては弓のコントロールに微妙な差が出るかもしれないと思ったからです。

それと云うのも前回取り付けた弦は同じ型番のものなのに少し響きが鈍かったので無意識にそれに合わせた弓使いになってしまって居るのかもしれないからです。

それなら1週間では慣れる時間が足りないと思いました。

後は弓の毛替えとそのついでに1年振りの楽器調整を職人さん近々お願いするつもりです。

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■オーディオアンプ修理・・・2014・11・7
お盆過ぎから修理に出していたマッキントッシュのオーディオアンプ(プリとメイン)が11月初めに戻って来ました。

およそ30年前、長い間憧れた後に購入出来たアンプ群です。ところが5〜6年前にどちらも故障してしまいました。幸い息子からONKYOの古アンプを貰ってその音質を気に入ったのでそちらを使い続け、古いアンプ群は部屋の隅に眠らせていました。ところがそのONKYOからも音が出なくなってしまい、事情は途中省略しますが縁があってマッキンアンプを修理してくれる信頼出来そうな店に出会えました。

そうしてやっと我が家の古巣オーディオラックに戻って来た姿はやっぱりONKYOアンプよりは納まり良く見えますが、長年見慣れていた姿だからでしょう。久しぶりに出て来る音はやっぱり安心して聞けるゆったり堂々としたものです。修理代金は思ったよりずっと安くてラッキーでした。

低音側スピーカーを駆動させるもう一つのメインアンプは特に大きな問題がないままにずっと使い続けているのですが、来年早々同じようにそちらでメンテをお願いしようと思っています

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■トムソンバス椅子の座面形状を変更しました・・・2014・11・6
ギタリストが使うような足台を使って演奏してみてはどうだろうかと思いついて バス用足台を作ったことはご紹介しましたが 今度はそれを前提にして構え方を考えたところ、これまで使って来たトムソンバス椅子の座面形状は変更した方が良さそうなのでこちらも作り変えました。

座面は前後に寸詰まりではあるものの常識的な椅子の姿に近づきました。

軽く作ると云うテーマも満たしながら作業を行いましたので3.8kgと云う、従来より0.7kg軽く出来上がりました。

又これによって楽器を完全に固定しながら演奏する、何と云うか一種異様なスタイルから元へ戻せたのも良かったと思います。

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■第3号エンドピンボックスの2回目小改良・・・2014・11・3
エンドピンボックスは第3号を今年の6月に小改良していましたが、更に前方を高く持ち上げてやりました。

合奏練習の中で使って見ると自分の音量が上がっているのが良く判ります。又音の中身がしっかり詰まっているような感じを受けてどうやら成果があるようなのでこの改良は継続的に採用します。これはもう一つの改良目的の説明と共に第3号エンドピンボックスのコンテンツの最後尾に画像を添えて書き加えました。

第3号エンドピンボックス改良のコンテンツへはこちらからどうぞ

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■軽量化・・・2014・11・2
古巣大学の練習会に出席した2年前の春、楽器を抱えて運搬する体力にかげりを初めて感じましたが、最近になってその傾向は一層強まり、一瞬でしたがこんな(大きくて重い)コントラバスなど好きになるんじゃなかったとひどい言葉が思わず口に出てしまいました。

その言葉は本心でなかったもののそれが切っ掛けになって演奏可能寿命の延命を図る為にあれこれ対策を考え始めています。ウォーキングで獲得した足の筋肉はほとんど楽器運搬の役には立たないのでがっかりです。多分上半身を含めた筋力トレーニングと体のバランス感覚向上を図るなら大丈夫だろうと思いますが、筋トレをする時間が勿体ないような気分だし、おっとっとをなくす体の良好なバランス感覚はどうやれば獲得出来るのでしょうか。

そこで、そうではなく運搬するモノを点検し直して更に重量を軽減する方向へ気持ちは移りました。運搬時の楽器重量はケースの他に弓や楽譜などを含めれば15kgを超えていますが、私の場合楽器は左手で抱えながら残る右手で4.5kgのピアノ椅子を運びます。つまりは結構な肉体労働を合奏の前後にしなければなりません。

そんな事から昨日新しい楽器ケースが届きました。それは以前より1kg軽いものです。
今作っている新トムソン椅子は今回軽さが製作テーマの一つです。もっと根本的には従来から合奏では常に自作トムソンバス椅子を携行しているのですが、これからは会場にピアノ椅子が備え付けてあるならそれを使う方向へ転換しようと思います。私の座り方ではその為に別の小道具が必要になるのでそれについて今アイデアを温め中です。

他には自作の楽譜挟み(バインダー)も表紙を取り去って軽量化しました。そんな瑣末な事までしてわずかずつの軽量化を図るつもりです。

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■本末転倒・・・2014・10・25
この一週間、他には何もせずに木工ばかり朝から晩までやっていました。

テーマは二つあって一つはバス用足台の試作に基づいて完成品の製作、もう一つは足台使用を前提とした姿勢変更に合わせてトムソンバス椅子座面改善の試作品製作。

やるとなったらもう止まらない私。
あヽでもない、それじゃこうするか・・・夜11時頃に隣を気にしながらそっとノコ引きすることもあります。

もう楽器練習どころではありません、典型的模範的本末転倒です。足台と改良トムソンバス椅子がうまく出来たとしてそれを使いながら音程外して仲間は迷惑、聴衆には下手糞極まる演奏を披露、いやいや耳を塞いてその代わりに椅子と足台を見てよ

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■東京通過・・・2014・10・23
1月1日から始めたバーチャル日本縦断徒歩旅行は、縦断を達成した7月以降は四国・名阪道路を経由して逆に北上を続け、10月22日に東京都心部を通過しました(赤丸)。今後はこの地図上のおまけ旅の予定線を辿りながら大晦日まで北日本を北上し続けようと思っています。

大晦日の夜に到達する地点をこのバーチャル徒歩旅行の終点とします。

この旅行、実際に歩くのは地元の一級河川の堤防や大きい公園の周回路など歩きやすい道が主です。地元のこんな道を毎日歩いているとやがては大きな旅行に匹敵する距離になる、それは当然の事ではありますがこうして日本地図を拡げてみるといささかの感慨があります。

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■バス用の足台話題の続きです・・・2014・10・20
先週の合奏練習では試作した足台を持ち込んで使いました。

10月初めにギター用足台を持ち込んで使った時とは違って大きくて安定感があるので予想通り安心感たっぷりに使えたし、高さを最初より2センチ縮めた結果として台の高さもあと僅かの修正で良さそうです。ただしその望ましい高さはエンドピンをどこに突くかでかなり変わるようなのでどこにどう置いてどう構えるのが一番ぴったり来るかをこの試作品で色々に試す事になります。

こんな取り敢えずの使用でも大きなコントラバスがぴったり懐に収まる感触なのでこれをステージで使わない手はありません。荷物が増えるのを歓迎はしませんけどそれを超えて良い予感がたっぷりあります。

完成品を作る時には安定感を残したまま軽く作るのがテーマになりそうです。それとステージ上でその時々に足位置を変えたくなる事は十分考えられますが、するとギター用と大きく違って足台もズルズルと足で動かすことになります。勿論ステージでは楽音以外の音を出せないのでこの足先にどんな材料を使うかは大きな研究課題です。滑りすぎてもいけないし滑らないのは尚のこと不都合だと思います。

そうそう、足台を演奏に持ち込むならこれまで改良を続けて来たトムソンバス椅子は少し形を変えてやらなければならないでしょう。

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■ワード検索の続き・・・2014・10・16
はヽ、ワード検索順位は又ガクンと下がっていました。html構文に又ちょっと加筆したのが悪い方向へ作用したのだろうと思います。

どうやら察するに検索サイト順位と云うのは構文が文法に叶っているかどうか、リンク欠落はないか、長期間放置されていないか、それと内容の分厚さと上梓期間が長いかどうかあたりにウェイトが置かれているのではないかと思います。

サイトは読まれる為に上梓されるものですから、そして読まれるかどうかは検索順位に大きく影響されるものですから私ももう少し努力をしなければならないのでしょう。

サイトを運営している以上は暇な時には、いや暇を作ってサイトのお手入れ、お掃除をしなければ…こんな時には殊勝にそう思います。
そう云えば加えるつもりのコンテンツは他にもあるのですが、その為にはもうちょっと時間が掛かります。

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■ワード検索「コントラバス」・・・2014・10・13
googleのワード検索サイトで「コントラバス」を入力して見て驚きました、私のサイトがトップページの上段に来ているではないですか。Yahoo検索サイトで見てもやっぱり同じ位置になっています。

Win7のPCを購入したのがちょうど2年前、その頃から新しいコンテンツを加える事はあってもHTML文法のチェックなどのお手入れはなおざりにして来ましたが、近頃ふと見てみると検索順位は5〜6ページ目あたりまで下がっていたようです。ごく最近になってサイトのブラッシュアップを少しずつおこなっていたのですが、それにつれてわずかに順位は動いてはいました。でも魔法を掛けた訳ではないのでこんなにいきなりトップページに来るとは予想もしていませんでした。

ま、順位は結構上がったり下がったりするものですからいつまでもこんな上席にいるとも思えませんが、いっときだけでもいいやと思っています。

昔結構あった個人運営のコントラバスサイトが検索サイトで以前ほどは見当たらなくなりました。
ちょっと残念です。

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■バス立奏・・・2014・10・12
昨日の合奏練習では試作したバス用足台が普通のピアノ椅子でも使えるかを試す為にこれまでのトムソンバス椅子ではなく練習会場に置いてある普通のピアノ用トムソン椅子を使ってみるつもりで椅子を用意せずに練習会場へ行きました。ところが練習は悪い事にピアノのない別の会場になっていたのを知らなかったため立奏せざるを得ないと云う羽目になりました。

本当に久しぶりに立奏してみると私のエンドピンは寸法が変えられない木製なので指の位置が合わずにポジションは出鱈目、楽器を体に沿わせて固定する方法がどうだったかをさっぱり忘れている為にバスはくるくる動き回って弓がどの弦に触るのかが不確か、弓毛の通り道も一定にならず、まるで初心者状態の音でした。
これでは自分自身合奏に加わっている自覚が持てず、それでなくても普段から良い音ではないのに持って来て他のメンバーの耳には雑音ばかり届いているようでお気の毒、とうとう小休止を切っ掛けにして私だけ早めに切り上げました。

もう私は通常の立奏が出来ないバス奏者になっているようです。

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■足台試作・・・2014・10・9
5日付けの雑記の続きです。
ギター用の足台を購入して座奏バス用に使っても良いのですが、座奏バスでそれを使うには楽器が大きいために演奏の途中で足位置を変えたくなった時に足元を確認することが出来ません。足の大きさよりちょっとだけ大きいギター用のものでは足で探る際に踏み損なって舞台の上で足台を倒してしまう恐れが大きいと思いました。

そこでやっぱり自作するしかありません。
足台のベストな面積や高さは実際に作ってみないと解らないので試作しました。画像のものは2作目ですがちょっと高過ぎるようなのでもう少し縮めようかと思っている所です。

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■足台をバス演奏に持ち込む・・・2008・10・5
先週金曜日の自宅練習で、ふとギター奏者が使う足台を使って座奏する左足を少し持ち上げてやり、左膝頭の内側でバス裏板を受け止めて見てはどうだろうと思いつきました。

翌日の合奏練習には早速ギターを弾く友人の足台を借りて持ち込み合奏の中で弾いてみました。その感想は足の位置や足台の高さや楽器角度などを研究してみる余地はあるようですが、試みは悪くなさそうです。

このやり方の決定的な長所は楽器が体の動きにつれて動くことです。そもそも楽器は奏者の感興につれて動くのが普通で自然です。そうでない楽器はピアノとか琴など、(それと私の作ったトムソンバス椅子が支えているコントラバス!? )など僅かな種類しかありません。
大きな楽器であるコントラバスを自分の体でなくトムソンバス椅子で受け止めさせるのは大きな長所と共に短所も併せ持つ「両刃の剣」なのです。

足台使用はトムソンバス椅子の欠点を補ってくれるのでしばらくこれを使って演奏し、必要なら足台やバス椅子の形の変更を検討しながら演奏フォームを研究してみます。いろいろやってやっぱりこれまでの方式が良ければ元へ戻すだけの事ですが、でも予感としては良い結果が生まれるような気がしています。

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