音楽そしてコントラバス    管理人室    音楽ホール    バシスト控室    工房    ギャラリー    遮音室    娯楽室    ロビー
音楽そしてコントラバス・トップ>管理人室>このページ

ときどき雑記2015年d

2010年以前
2011年以降
2011 11年1/4 11年2/4 11年3/4 11年4/4 2012 12年1/4 12年2/4 12年3/4 12年4/4
2013 13年1/4 13年2/4 13年3/4 13年4/4 2014 14年1/4 14年2/4 14年3/4 14年4/4
2015 15年1/4 15年2/4 15年3/4 15年4/4 2016 16年1/4 16年2/4 16年3,4/4
2017 17年1/2 17年2/2 2018 18年1/2 18年2/2
”現在のときどき雑記” へ戻る
image
*

■PC以外は順調・・・2015・12・30
年末大掃除は疲れましたが順調に終わり、後は明日ガソリンスタンドで洗車をしてから家の内外で見落としがあるかをざっと調べるくらいです。

家内のおせち料理作りはこれも順調に進んでいるようで明日は予定通り寒天を作る程度しか残してないようです。育ち上がった息子達も私も家内の手製おせちが好きで元日を待ち構えています、だから家内も手を抜けません。

全て順調に新年を迎える支度が出来る、と言いたいところですが一つ大問題が。

パソコンがメイン機もサブ機もダウンしました。そこで緊急避難的にメイン機のDドライブハードディスクを抜き取ってXP機に繋いで動かしています。
お正月の間中こんな状態が続く事でしょう。

*

■庭で焼き芋・・・2015・12・29
昨日は年末大掃除の二日目。その日午後になって小3と小1の孫達がやって来ました。
嬉しい事に何も言わなくても二人とも掃除を手伝ってくれたので一段落してからご褒美に、お庭で枯葉集めて焼き芋焼こうかと誘うと乗って来ました。

私が小さい頃に同居する祖父が行燈の形をした凧を作って揚げて見せてくれた事があって、持たせてくれた凧糸のビーンと手元に伝わる震えと共に忘れられない思い出ですが、同じように庭で焼いた芋の味をずっと覚えていてくれるでしょうか。

*

■カレンダー最後の行・・・2015・12・27
年末の大掃除をぼちぼち始めました。今日はずーっと長い間気になぅていた浴室隅々のカビ取りがメインターゲットです。
大掃除は多分3日間で終わると思いますがそれで済まなくても構いません、大晦日はもうのんびりして年を越したいと思います。

かなり前まではいつも年末に放映されていた、まとまった科学番組を楽しみにしていましたが、多分今頃それはないと思うのでパソコンと遊んでいたいと思います。これまでアプリを楽に起動する為のランチャーにはorchisを便利に使っていましたが、時々画面をクリックしてもそれが現れないと言う問題を抱えているソフトだったのでCLaunchに乗り換える作業をしなければなりません。

*

■イブ消滅・・・2015・12・25
今年は我が家にクリスマスが来ませんでした、と言うよりサンタさんに来なくていいよと伝えて置いたのです。

結婚以来50年弱、毎年クリスマスにはケーキがテーブルに乗りローソクが立ちモミの木が飾られて来たのですが、もうそれは無くてもいいかと今年からいつもとちっとも変わらないごく普通の夕食にしました。

何にしても私の方は美味しければそれで十分なので、味は長い期間を掛けて私の好みに合わさせたのか逆に私が慣れさせられたのかそこははっきりしませんが、ありきたりの夕食で不満はありません。

クリスマスイブをそうやって過ごしてみれば、何だこれで良いんだ、と長年の呪文が解けて解放された気分です。

*

■しめ縄作り後日談・・・2015・12・22
電話が掛って来ました。一昨日行われた公民館のしめ縄作り実行委員会と名乗る人からです。
何かと思ったらこう言う趣旨でした。

しめ縄作り反省会の話題の中で一人だけ時間が足りずうまく出来ない人がいたとの話が出て、それは気の毒なのでちゃんと作って差し上げようと言う事になり、それが出来あがったのであなたのお顔とお名前は知っていたのでこれからお届けに行きます、との信じ難い内容。

それは申し訳ないので私の方から取りに伺いますと申し上げたけれど、いや、ちょうど便があるのでやっぱりお届けしますと電話は切れました。やがて車が到着、立派なしめ縄が届きました。

何と言う成り行き。

茫然自失。こんなこともあるのか・・・・。そうならご厚意にお応えする為にも戸口には他ではなく頂いた方を飾らなければ。

*
image

■しめ縄作り・・・2015・12・20
ご町内の回覧板にしめ縄を作る講習会が行われるとありました。それは面白そう、夫婦で申し込みをしました。

その日が今日、会場となった地区公民館に出掛けると、入り口で藁など材料一式と制作過程の説明書を受け取りました
さて取り掛かって見るとそもそも縄作りは生まれて初めて、なのに見栄え出来栄えは特に大事。残念ながら説明書も自分の工夫もとても追い付きません。

何度も指導員にお伺いを立て、一番大事な太い縄の三つ編みは途中で諦めてついに指導員の方に全面的にお願いしました。

でもそこに至るまでの私の作業がペケだったので仕上がったしめ縄はちょっと玄関戸口に飾るのが憚られるような感じ。

物を考えながら自分のアイデアで作るのは好きな事なのですが、ご紹介する画像の通りの出来栄えでしかありませんでした。

作業を終えた後で頂いたこの地区のご婦人方特製の団子汁の特別ウマかった事。あっぱれな味でした。ごちそうさま。来年も来ようっと。

*

■今年の漢字・・・2015・12・15
たった今「今年の漢字」が発表されました。

「安」
この文字をテレビカメラの前で書いたお坊さんは清水寺の管主でしょうか、とても形の良い書だと思えます。流石。
候補に挙がった他の文字に比べて、今年の出来ごとを代表するものとしていつまでも残る事を考えればこれで良いと思います。印象の良くない字でその年を括ってしまうと皆それぞれが持っている良い思い出までがその字の為に薄らぐような気がします。
選ぶとき、余程の違いがあるのでなければ良い方を選ぶのは好ましいことと思われます。

*
image

■サッカー観戦・・・2015・12・13
去年に引き続き、今年も両親から依頼されて孫のサッカー試合の送り迎えと観戦を家内として来ました。
会場は町から1時間山奥に入った高台で天気は曇りでしたが、左程寒さは強くなく試合にうってつけの日でした。

孫は去年よりも体がよく動き、ボールを見て追うばかりでなく全体の中で自分のポジショニングを考えていたようで、コーチの育て方の巧さを感じました。試合結果は2戦で1勝1敗、基礎体力を付ける為のスポーツならサッカーは特定の筋肉を酷使するのでなく人間本来の自然な動きで、機敏性・瞬発力も養えるので小さい子に好適な運動だな、と思いました。

*
image

■庭木の植え替え・・・2015・12・9
1か月ほど前に頼んでいた植木屋さんがやって来てニレとイブキを処分してくれました。

どちらの樹も35年前に築庭した時からのものですが、育ち過ぎて芝生も皐月も日陰になって弱くなる一方。写真の青空はこれまで落葉時期以外にはかなり覆われていましたが、こうして広々とした空が楽しめる庭になりました。左端はワイヤーが掛ってこれから引き抜くばかりのイブキの幹、右に残るもう一本の枝打ちしたニレは西陽を防ぐために残します。

抜いた後にはイチジクとかんきつ類の苗木を植えたので次の夏が終われば窓から覗いて実がだんだん大きくなって行くのが楽しみになります。

*

■来年私の音楽シーン・・・2015・12・5
10月末に宮崎市で73歳が自動車を運転中に歩道を7百メートル突っ走って、歩いていた7人が死傷すると言う重大事故が起きて以来、高齢の運転者が免許証を自主返納する機運が出て来たようです。

事故を引き起こした本人はどうやら認知症だったようで、一方で自主判断で返納する行動を起こす人は認知症ではなくて運転にかかわる問題を正常に認識出来る健全な人達という矛盾は感じるものの、しかしながら運転中に起きるかもしれない突発的な事象に素早く正しく対応する能力や判断力の衰えは大なり小なり共通しているでしょう。

私は現在72歳、おまけに軽かったとは言え脳梗塞経験者ですから体を素早く使う能力には発症前と比べて差があります。

それを予見していた訳ではありませんが、昨年初から往復10キロメートル程度の要件は積極的に歩くので車を使わない事に抵抗がないのに加えて長距離は公共交通機関を使おうと思っています。

ただ、合奏練習参加は他に方法がなくてこれまで通りコントラバスを車に乗せて行くしかありません。それは仕方ないとして練習参加の回数を減らし,夜の運転の機会を極力避けて、その代わり練習に参加しているのと変わらないような事を自宅ですれば問題はぐっと減ると思えます。通常の練習ではバスが一本減った響きしかないので他メンバーに取っては迷惑と思うけれども何とか辛抱して貰えないだろうかと期待したいです。

来年私の音楽シーンはどう展開するか、参加している団の意向はどのようになるか、果たしてどうでしょうか。

*
image

■コントラバス椅子小改良・・・2015・12・4
バス椅子の楽器背面を受け止めるクッション形状を変更しました。

実は9月末に退院してやがて作っていたのですが発表が2カ月弱遅れて、今日新(第4号)トムソンバス椅子の末尾に追加アップロードしました。

*

■お詫び・・・2015・11・29
このサイトの「音楽ホール」内でマンドリン合奏団に参加した2012年のYouTube動画を数本リンクさせておりましたが、合奏団のHPに「個人で使用する他は著作権の問題があるので使わないで欲しい」との記述があるのに気付きました。ホームペジからYouTubeにリンクさせるのには著作権上の問題があるかどうかは判りませんが、それが駄目なら申し訳ない事をしてしまったと思います。

いづれにしても気付くのが大変遅くなってしまいました。

削除を実行しました。

*

■バックアップシステム・・・2015・11・28
11月17日の続き、
これまでバックアップソフトはRealSyncという軽く動くソフトを長年愛用して来ましたが、多量のファイルを一度にバックアップするとフォルダはバックアップ出来てもその中身のファイルが紛失していると言う事態が時々起きていたので様々なソフトをインストールしては実際に使って見た上で、CドライブとDドライブそれぞれに2種類、合計4種類のバックアップソフトを使うという何とも念の入ったプランにして、その為の専用HDDを2つ用意しながら体制を構築中です。

あと少しでバックアップシステムは完成。

*

■朝食メニューとフライパン・・・2015・11・25
以前ここでもご紹介しましたが我が家の朝食にパポパグラタンというものを考えて作っていましたが、ここ何年かは我が家スタイルのホットサンドイッチに代わってしまいました。これには特別な名前を付けてはいません。

この名無しサンド料理を中心とした朝食メニューには毎朝二人で(私が主になって)取り組んでいます。作業分担はいつの間にか自然に出来あがっています。そんな私の仕事の一つはスライス食パンサイズの卵焼きです。

それを作る道具は分厚くて手にしっかり重く黒々とした古いフライパンなのですが、家内はもっと楽に出来るようにと表面加工された軽いフライパンを買ってくれました。

軽くて油を引く面倒もいらない優れものですが、2日使って3日目には元の重いフライパンに戻してしまいました。

何が違うのか、「本物」感が生み出す愛着です。

長年使って裏に付着したなかなか取れない汚れをゴリゴリ削り落として更に使い続けている、毎日使い終われば内側をスチールたわしで綺麗にして場所に戻す、フライパンの中でパンサイズに四角く仕上げるのはうまく行かない事が圧倒的に多い、そんな手間の掛る道具ですが、それでも使い続けたい「本物」の良さを感じるのです。

ところでそのホットサンド、飽きません。もう3年近く毎朝作っていますが、他のメニューにした時には何だか1食分損をした気分になってしまいます、栄養バランスも悪くないし。

*
image

■アイコン追加・・・2015・11・19
およそ十年前にアイコン制作に興味を持ち、作って使っているものをご紹介した事がありましたが、この秋にまた出来心で追加したのをご覧にいれます。

当初デスクトップアイコンは数少なくすっきりさせたいと思っていましたが、今では左端に一列びっしり並んでしまいました。

*

■HDD消失?・・・2015・11・17
最近使いはじめたバックアップソフトはバックグラウンドで作業するので、パソコンで他の作業を同時進行ですることが多い私はついバックアップ中であるのを忘れてしまいます。それで電源OFFしてしまった結果、HDDが読めなくなりパソコンから消えてしまいました。

これには慌てました。長年作り貯めたPC資産を保存しているHDDが一瞬で消えてしまったかと2日間あれこれやってみた結果、そのHDDをパソコンから取り出して外付けケースに入れUSB接続にしてみたところ認識してくれたので胸を撫で下ろしました。

そして今回の教訓に基づいてバックアップのやり方に新しいルールを考えました。

1)まずバックグラウンドで作業するバックアップソフトは便利ながら削除し、どのように作業が進んでいるかを示してくれるものに代えてしまいました。
2)OSバックアップはその為だけにソフトを一つ用意
3)Dドライブバックアップは2系統に分けてそれぞれ別のバックアップソフトを使いそれぞれを別のHDDに保存

このようにバックアップソフトは3種類になりますが、しばらくはこれでやってみます。何か問題が起きればその時に又対応を考える事にします。

*
image

■もみじ・・・2015・11・11
シーズンにはモミジの葉っぱより見物客の方が多いかも知れない(?)と言う紅葉名所の深耶馬渓がもう見頃になると伝え聞いたので、少し早いかも知れないと思いながらも前を行く人の頭しか見えないで帰ってくるよりは、と思って夫婦で見物に行って来ました。

果たせるかな、やっぱり一寸早かったようです。それでも渓谷沿いに続く土産物屋街は大勢の見物人が行き交っていました。

土産物屋が途切れた先には細い渓谷ながら見事な渓石の積み重なりと、渓流に幾重にも傘を差しかけるような苔むした幹の樹々が続きますが、時季未到来の為かもうそこに人はいないのです。

何度も言うようですが、やっぱり早かった。

紅葉見物はウォーキングになってしまい、家内と二人でおよそ3キロ弱その道をだらだらと上り、そしてくだりました。

写真は左が巨石の頭に生えた小さな林(ちょっと解りづらい)と右の写真では歩道に布団のように厚く散り敷いた落葉。歩くにつれてかさかさと乾いた音を立てました。

*

■公理・・・2015・11・5
病院受付の順番を待ちながらベンチで腰をおろしていると隣で80歳前くらいの夫婦が話をしていました。病気なのはご主人らしく、奥さんがご主人へ普段の生活の仕方や病院での心得などを話しているのが聞こえて来るのですが、ちょうどクラスの先生が子供達へ生活態度を指導しているような、或いは母親がわが子に説教しているような口のきき方のように響いて来ます。

ご主人の方はそれを聞き流しているのかちゃんと拝聴しているのかは不明ですが、奥さんのその声が私の耳に届くに任せながら、働き盛りの年代なら奥さんは一歩控えていただろうに、老齢になると社会との縁も切れかけて口が重くなる傾向の男に対して、日々の買い物や近所付き合いなどで頭脳回転に衰えが来ない女ではその差がやがて逆転し、しかもその差はますます開いて行くのが一般傾向、本当に強いのは女であるのは間違いのない公理みたいなものではないかと思います。

勿論我が家でも同じように公理として燦然と輝いています。

*

■今日までのウォーキング・・・2015・11・1
年末まで後丸2カ月になりました。ここで年初からの記録を掲げておきます。

image

セルの背景色が白い部分は入院期間だった事を表していますが、幸いな事に容体は軽かったのでこのようにほとんど毎日歩けていました。歩けなかったのは入院直後に血栓を溶かす為に4昼夜連続で点滴されていた間の他は僅かの日数だけでした。数字でなく文字が記入されている数日間は歩いてはいるものの歩行計が手元になく距離が不明だったのでノーカウントとしました。

足の引きずりはあったものの兎も角歩けたので、他にすることもない入院生活の退屈しのぎにちょこちょこと歩けました。お陰で年初に決めた歩きのノルマは果たせています。

後2か月、どうやらこのまま歩けて年間のノルマ達成が見えて来つつあります。

*

■ハロウィーン・・・2015・10・31
今日はハロウィーンの日らしい。最近若い人の間で取りざたされる日で調べてみれば元々は主に子供たちが「おいしいものをくれないと悪さするぞ」と言いながら近所の家に押し掛けるというものらしい。

ま、外国の子供の遊びの一つだからどこの国でも取り立ててご近所付き合いにイガイガと文句を付けるほどの筋合いのものではなさそうですが、可愛いながらも子供の口からこのような脅迫とも受け取られかねない言葉が近所の大人に向って発せられるのはすごい事だと思います。

それをたしなめようとしたなら、いやぁこれは遊びだからねぇ、と軽くかわされるものだろうと思いながら、でもその背後に隠れている本来の意味を考えると寒くなります。

これが海を渡ってアメリカで流行り始めたという20世紀初め頃に、もし日本でご近所の大人と子供との関わりの中で何かしらこれに類するような遊びが流行ったとしたなら、日本の一般的思考構造からしてみれば、きっとかなり様子の違ったものになっただろうと思えて仕方ありません。

日本に根付いてしまえば日本の野山の景色に馴染む姿になった背高泡立ち草のように、これもこれから日本に馴染んで変形してしまうのだろうと思います。ひょっとすると趣旨が変って子供でなく若者達が只仮装をして街を練り歩くだけのものになるのでしょうか。

*

■下着の脱ぎ方、問題意識・・・2015・10・28
風呂に入る為にアンダーシャツを脱ぐ際、これまで長年両手を胸の前で交差してシャツの裾を掴んで引っ張り上げていました。小さい頃からずっとです。スリムなシャツではその際背中部分に皺が寄ったりするので身もだえしなければ脱げてくれませんでした。

でもそれに何の問題意識も持たずこれが当たり前、誰も身もだえしながら脱いでいると信じて生きて来ました。合宿時や銭湯などで服を脱ぐ時には他人のやり方を見習えた筈ですが、そこに問題意識を持っていなければ何も目に入りません。

所がつい最近、自宅の風呂で脱いでいて前後の脈絡なしにふと裾でなく首回りを掴んでみたところ、すーっと抵抗もなく脱げました。

こうだったのか、脱ぎ方は。きっと誰もこんな脱ぎ方をしているに違いない。この年になるまで知らなかった私が間抜けだった。

小さい時にこれを母親が教えてくれたかどうか、教えられていたのにやり方を忘れてしまっていたのか、いずれにしてもそれは思い切り古い話でしょうから思い出せません。

この出来事は私に、普段の何気ない生活スタイルも見回して考えてみる価値がある事を教えてくれているのかなと思ったりします。

*

■水族館とコンサート・・・2015・10・26
昨年に引き続き二人の孫にコンサートマナーを体得させる目的もあって昨日、マンドリンのコンサートに出掛けました。

「来年ここに来た時には会場近くの水族館にも寄ろうね」と昨年約束していたので今年もコンサートに行こうかと孫達に声を掛けたところちゃんとその時の約束を覚えていた事もあって朝早くから時間を取って水族館優先のプログラムになりました。4時間たっぷり見て回ったので、コンサート会場では座ってすぐに家内まで一緒にうたた寝をする始末。

開演前の定演舞台上に去年は2本並んでいたバスが1本しか横たえられていず、気になってそのまま楽屋へ回ったところこれまでおよそ十年間一緒に舞台を勤めたバシストが控室に居て、彼から今年は一緒に演奏出来るかと思っていたのにと言われて申し訳ない気持ちでした。

毎年のことながらここのコンサートは暖かい観衆に恵まれていて、と言うか上質の演奏に固定ファンが集まってくる為と思われますが、ほとんど満席に近い客席からお義理でなく心のこもった長い拍手が舞台に送られ、そんな舞台上の団員はきっと満足感・充足感に包まれたと思います。

*

■失意・・・2015・10・24
失意とは私にしてはちょっと大袈裟な題でしたが、この下で取り上げた第4作目のエンドピンボックスの事です。

出来上がったのですが、期待したような成果は上がって来ませんでした。あれこれとよい音が出るように考えて作ったつもりだったのですが、思い当たる事は一点あって裏板材質。

初めての試みとしてマホガニーではなく他の木材を使いました。板圧はこれまで使って来た4ミリ厚よりも薄いので良い響きになると思いましたが予想に反しました。なので次に作る気持ちになった時にはここには4ミリより薄いマホガニーを使ってみようと考えています。

*
image

■早速ピンボックス改作・・・2015・10・19
エンドピンボックスの改作に手を付けました。今回で第4作になります。

基本的に変化はありませんが、前作で露見した耐久性の問題点2か所を改良した事と併せてエンドピン先が当たる所の材料をを金属(コイン)から木に変更しました。

そこはエンドピンの圧力がモロに加わるところなので木に変更するとかなりの経年劣化が考えられますが、その部分の表面板は簡単に取り換えが効く構造に改めました。 この発想の転換は音にどのように影響するかは完成して使ってみなければ判らないものの、取り敢えず気に入っています。良い結果が出る事を祈りたいです。

画像はつい先程までの状態です。現在は画像左側の裏板を右の表板に接着して重い本を上に積み重ねて接着剤が乾くのを待っている状態です。

明日の工程はエンドピン先が当たる周囲の加工をして完成です。その部分の接着剤が乾燥して音が出せるのは明後日です。その後ぼちぼち塗装に掛ります。塗料はこのところ気に入ってずっと使っている自然塗料の柿渋の予定です。

*
image

■作り直し・・・2015・10・12
制作して以来1年間使って来たエンドピンボックス(エンドピンが滑り出さない為の箱型ストッパー)に欠点が現れてきました。

一つは左側の細い穴の上下が割れて来た事、対策に薄い木を張り付けましたがやっぱりここで音が濁ります。

もう一つはエンドピンが刺さるポイントに1円玉より小さいコインを張り付けていたところそれが剥がれて紛失してしまい、その部分の表面板はごく薄いものだったのでエンドピンの重みで穴があいてしまった事。

今はこのまま使っていますがやがて壊れるのは目に見えているので新たなエンドピンボックスを作ってその2点を改良し壊れにくいものにする予定です。

楽器を豊かに響かせるこのアイテムは気に入っているので基本設計は変更しません。

*
image

■病院土産・・・2015・10・7
病院では手先のリハビリにビーズ細工制作を選ぶ事も出来たので、ちょっと興味を持ってそれを選びました。

ビーズの色は白とシルバーと赤を選んでからテーブルコースターの制作見本を見たところ模様は等間隔の繰り返し、型にはまったものは面白くない気がして、決めたのは思いつくままの変な模様。

1日のリハビリの中でこれに取り掛っている時間は15分程度、出来上がりに5日間くらい必要でした。
指先は不器用ながらこのようにどうやら使えました。

*

■今後のコンサート・・・2015・10・4
今年はもう間に合わないのでコンサート参加はしません。

ではそれ以降をどうするか。大きな問題がひとつ横たわっています。車の運転。

バスを車に積んで運ばなければ練習参加出来ません、JRで運ぶのは現実問題として不可能ですから私の運転が安全かどうかに音楽生活が掛っています。

先月末に公安委員会に出頭して病後の検査合格しているので事故に遭遇しても保険は下りると思いますが、人の生き死にに関係する事なので今後の運転は極力減らそうと思っています。

悪い事に弦楽合奏団も、賛助を重ねて来たマンドリン合奏団も往復3時間の距離にあります。

ここが頭の痛いところ、でも大事なポイントなので結論を出すのは来年になって体と相談しながらにしようと思います。

…まだ音楽を止める歳ではない。

*

home / up
   / 


image

home / up
   / 

image inserted by FC2 system