音楽そしてコントラバス 管理人室 音楽ホール バシスト控室 工房 ギャラリー 遮音室 娯楽室 ロビー |
音楽そしてコントラバス・トップ>管理人室>このページ ときどき雑記2013年b
*
■新トムソンバス椅子完成・・・2013・6・30 もし新バス椅子がしっくり体に馴染むならば、これをアップロードする機会に私が長い間に作って使って来た過去さまざまなバス椅子のコンテンツはこのサイトから削除しようと思います。 削除するページは何枚もありますから削除の為に思わぬリンク切れが起きないように準備するのはちょっと時間が掛かるかもしれません。
*
■間に合わず・・・2013・6・22 楽器を自分の体を使って支えない今のバス椅子の良さを改めて感じた日でした。 楽器を支えないままで、しかも体に柔らかく添わせるやり方に改良中の新しいバス椅子への期待は高まって来る一方です。 もし期待通りでなかったら次はどんなアイデアを加えれば良いのでしょうか。
*
■工作中・・・2013・6・21 この結果、何だか自転車のサドルに似て来ました。トムソン椅子本来の四角い座面を取り外した事でこのような変形座面が可能になりました。この座面形状は過去の構え方の反省から来ています。これまでの座面枠を使った構え方は安定感を第一に考えて両足をしっかり広げていました。でも最近では足や腹でわずかに楽器に触れて鳴り方を感じ取りながら演奏する方が良いと思うようになっています。とすると、従来の構え方の長所を残したまま足を狭めるには多分このサドル方式が良さそうだと思うのですが、でも本当のところはしばらく使い込んでから判ることです。試行錯誤はいつまで経っても終わりがありません。 座面材質は軽さと響きの良さと手に入れやすさで桐積層板を選びました。これには木製エンドピンを作る時に桐材の響きに注目した経験が利いています。 ところが今日は雨降りで、その湿気によって作業中に18ミリ厚の桐板が歪んで来ました。最初の予定では表面側にポリ合板と薄いベニア板を重ねて貼り付けるつもりでしたが、この事態で考えを改め、裏面側にもベニアを貼ってサンドイッチ状にし、更に裏から補強材を接着・ネジ留めするように予定変更しました。 さて、どんな結果が待ち受けているのか。この新しいバス椅子は失敗なのか、想像通りなのか、想像を超えて素晴らしいのか。 ものを作り出す、それもこれまで誰もレポートしていない新しいものを創り出すのはいつも私をわくわくさせてくれます。
*
■多分見劣りするなぁ・・・2013・6・16 一方先月28日に何年か振りに座ってみたスツール型のバス椅子では座面が今使っているものより高いので相対的に楽器が私の体からずり下がる形になる結果、ネック(棹部分)が押弦しやすい顔横の位置に来る良さを改めて確認しました。それなのに現在、座面をまるでチェロ奏者のように低くし、その姿勢では押弦する左手を高く上げなければならない理由は弓を駒近くまで下げて弾きたかったからです。 この際もう一度その押弦しやすさを味わってみたくなってしまいました。けれど元のバス椅子の座面高さに戻すのでなくその手前で留めます。その心は押弦しやすさと弓を駒に近づけるのとの両方のバランスを改めて取り直してやります。さらには出来たら両膝頭を楽器に触れていたいので(これは楽器を裏支えする目的ではありません)太もも裏と椅子の横面の関係を見直します。具体的には座面両横の前部にのこぎりを入れ狭めてやります。足を広く拡げている現在の構え方の理由は姿勢の安定感の為でした。これももう一度見直します。 そもそもこの椅子改造計画の発端は1ヶ月前の5月にさる合奏の為に少し距離のある駐車場からエレベーターのない2階の会場まで左手は楽器を載せたキャリーカーを引っ張り、右手はピアノ用のトムソン椅子をぶら下げて往復しましたが、これまでは特に何という事はなかったのに今年はどう言う訳かとてもくたびれてしまった事からでした。 改造作業はその寸法を図面を描いて決定することとそれに基づく大工作業を残しています。 椅子とすれば今回計画のものは不恰好ではなはだ見劣りしますが、ステージの中央にデンと置いたバス椅子に座ってソロを弾くと言うシチュエーションはあり得ないので、ま、良しとします。
*
■義母・・・2013・6・12 3月には生まれ故郷の熊本への強い思いが感じられて車椅子を用意したロングドライブで生涯もう一度連れて行く計画を立てましたが叶わず、4月には入院を続けている病院のすぐそばで桜が沢山植えてある山へ見物へ連れて行く計画を立てて弟夫婦がお弁当を沢山手作りして用意したのに当日朝体調を崩してしまってそれも叶わず、今となっては弟夫婦と私達夫婦が談話室で話をするのに車椅子に乗って加わって貰っているだけで意思の疎通はもう十分とは言えなくなってしまいました。 特別な事がない限り毎週一度片道二時間余り掛けて訪問していますが、その目的はだんだんと”私達が後になって後悔しない為”と言う側面が強くなっています。
*
■如何に何でも・・・2013・6・11 え? 今年70歳になる私を、いくら若づくりのウェアを着ては居ても20歳を超えているかどうかを型通り本人から申告させるとはっ。老化している皮膚は横に置いたとしても顎に生やしている真っ白な髭が目に入らぬとでも言うのか? 多分彼の上司は部下に細かい注意や指示をしても想定されるケースはそれを超えて数多くあるだろうし、若い部下が臨機応変の弾力的運用が出来るとも思えない。ならば腰が曲がって杖突いた老人だろうが小学生だろうが兎も角「20歳以上」「20歳以下」と印刷された紙を指さして申告して貰えば店の手落ちは間違いなくなくなり、その筋から責められる事もないだろう。 朝礼時の雰囲気はそんなものだったのでしょうか。一般社員からは疑問が発せられなかったのでしょうか。発せられたとしたならばどのような回答をして部下を納得させたのでしょうか。
*
■下準備・・・2013・6・10 今は一歩進めてその仕様・構造を考えています。 構造を極力シンプルにするのが軽量化の常道だと思うのでその線で行きます。弱体化という方向も軽量化の一つの選択肢ですが、そちらへ向かい過ぎれば座り心地の悪化を起因とする演奏時の集中心に悪影響がありそうです。それにも気を付けながら考えて行きます。 基本的な構造は変えなくて良さそうですが、座面枠と言う言葉は当てはまらなくなりそうですから改名しなくてはならないでしょう。本当を言えば自分で一から設計し、その図面を家具屋さんに渡して見栄え良く作って貰いたいのですが、現実にはやっぱり若干見劣りするピアノ椅子の改良しか選択肢はなさそうです。 今日はホームセンターに材料の下見に行って来ました。
*
■トムソン椅子の良さ再確認・・・2013・5・28 この椅子は私が図面を引いて石田さんと云うセンスの良い木工屋さんに作って貰ったもので、今では練習時に傍に置いて何とパソコンのマウス台にしているものです。 この椅子で演奏する姿はオーケストラのバシストが良く使っているスツールを使った構えと良く似ていますが、それよりは腰の位置が低くなります。 何年か振りに使ってみると相対的にトムソン椅子より座面が高いのでそれだけポジション取りは楽に出来て良いと思うのですが(逆に云えば今のトムソン椅子ではローポジションを使う時は体を捩じらなければならないのが問題。だから第4ポジション主体のフィンガリングになります)、しかしスツールでは楽器を生身の腰と膝で受け止めなければならないので窮屈感は否めません。と云うか、楽器を支えなくてよい構え方に慣れると元へ戻る気持ちにはなれません。トムソン椅子&座面枠の組み合わせはこの点で圧倒的に有利です。 この構え方を考え出した時には「楽器が体の動きにつれて動かないのは音楽表現に取ってマイナスではないだろうか」と心配したものでした。 このようにトムソン椅子が総合点では一番だと今回再確認は出来たものの、その代償として運搬時に大きくて重い楽器を乗せたキャリーを左手で引っ張り、その上重くて結構かさ張るトムソン椅子を右手で抱えてトボトボ歩くのはツライものです。 以前から漠然と考えていましたが、今年はトムソン椅子を更に改造して、せめてもう少し軽くしてやろうかと考えています。その余地は座面あたりにありそうで、そこらあたりに手を加えれば軽量化が図れると思われます。
*
■チェロ用新エンドピンストッパー計画・・・2013・5・26 今度は製作期間に数か月のゆとりを貰いましたので木材発注の時点からチェロを意識してみたいと思います。 彼女はこの合奏団以外でも音楽活動をしていますからそんな仲間から羨ましがられるようなエンドピンストッパーで、勿論音響効果も十分にあるものを工夫出来たらと思いますが、果たしてどんなものが出来上がるやら。
*
■うーむ・・・2013・5・23 たちまち連想したのが、兵士の小銃です。兵士が小銃を粗末に扱うのはあってならない事でした。私は戦後っ子ながら旧日本軍の事を何となく感じながら小学校を過ごしましたから、兵器を粗末に扱う兵士には厳罰が待ち受けていたと云う理解をしています。それと余り変わらない大変な事をしでかしたと思いました。 気付いてすぐに練習場に電話を入れ、それから片道1時間半掛けて引き取りに行きました。 自前のバスを所有する奏者にとって練習場に運び込みそして持ち帰らなければならない品物は少ないとは云えません。それと練習会場がどこであっても練習が終わった後で会場の椅子を元通りにする事と大きくて重い楽器と自分専用の椅子や個人用譜面台をはじめ弓や眼鏡とか鉛筆等々付随物を車に積み込むのはほとんど同時の事です。会場片づけが進めば持ち出しを慌てざるを得ません。 もう若くはない自分にとって歳と共にそれは負担になっています。好きな事ですから当然それには黙って耐えているのですが、ある時ある事件を切っ掛けにその限界を感じるようになるのでしょう。 20年くらい前のお話ですが当時所属していた合奏団の老チェリストが演奏中に弓を取り落として引退の時期を悟ったと云う事がありましたが、 それにつけて師匠から譲って頂いた大事な弓を忘れて帰るとはその一歩手前の出来事と感じられます。 最後の瞬間が来るのは少なくとももう5年先であってほしいです。
*
■頭脳の若さの差?・・・2013・4・22 私だって取扱説明書を読んで1段階ずつ進んで行ったのにこの差は一体何なんでしょうか。パソコンの知識はある部分では若い人に負けないものを持っていると思っていた鼻柱はポキンと音を立てて折れてしまいました。
*
■山は越えました・・・2013・5・14 週末に行われた50年以上前の学生時代の仲間との練習会と、1か月半以上の期間に亘って音楽と健康管理の為のウォーキングを忘れてまで没頭したビデオ作りの二つ。 昨晩ビデオは最終的な細部チェックを終え、今朝から必要な人数分のDVDを焼いてレーベル印刷を済ませ午後一番に孫が通っていた保育園に引き渡しました。長い時間が掛かりましたがそれは無駄ではなく、例えて言えばちょうど文章を書いてから推敲するのと同じようなブラッシュアップ効果もありました。 その保育園に通った子供たちが5年後10年後にもビデオを観て、その園で自然に体に染み込んだはずの「三つ子の魂」を再確認してくれれば、それが1カ月半の間朝昼夜と集中して作った努力に対する十分な報酬ですとも。
*
■山越え・・・2013・4・10 今年の初めからずっとバス練習以外で色々手掛けなければならない事が引きも切らず次々に発生して来ました。 学生時代の仲間で年一回古巣で行う練習会に今年はちょっと大曲が取り上げられ、それは好きな曲なのでしっかり練習したいと思いながらもほとんど手つかず、それもさることながら人生最後の指揮をするはずなのにせっかくその為に編曲したスコアを読むこともありませんでした。でも今週末にはもうその会が行われます。4月14日のときどき雑記にはしおらしくちゃんと練習すると書きましたがそれはとんでもない嘘でした。 ちゃんと練習して集まる仲間には申し訳ないけど「本番に強いんだ」と云う呪文を唱えながら臨むしかありません。 さて、1か月半以上朝昼晩と作業したビデオ編集はこれまで2回も人数分のDVDを焼きながらそれに満足しないで3回目の取り組みをしているところですが、それはこの練習会後すぐに完成するはずです。 とすれば来週には二つの山を越え終わって弦楽合奏の練習とウォーキングに戻れるはずです。これが嘘でない事を念じましょう。
*
■ビデオ編集その後・・・2008・4・14 編集には最初フリーソフトを使っていましたが安定性が悪く私の操作も的を射てないのか作業を終えて翌日に見ると又元へ戻っているという状況が何日か続き、イライラが募ってとうとう年甲斐もなくヘッドフォンを投げて壊してしまいました。 その直後有償ソフトに切り替えて進めていますが、これがまた難しい。取説は日本語よりはカタカナ語の文字数が多いくらいでその意味するところが掴めず困っています。この難しさはCADやエクセルやフォトショップや楽譜ソフト以上に思えてしまいます。これまではそれらを何とか使いこなして来ましたから今度も・・・とは思うものの作業終了はいつになるやら。BGMは子供向けの音楽と言う意識を持たずモーツァルトのコンサートロンドニ長調を選びましたが、これは気に入りました。シーンに合わせてマッチする箇所をはめ込んでいます。 やり始めたら集中する方なので、楽器練習やら年間目標を持って継続しているウォーキングやらを打ち捨てて20日あまり過ごしましたが、これではいけないとビデオ完成目標を先に延ばすことにして普通の生活に戻る事にしました。
* |