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会議室 全討議録       2001年度後期

74■四度、中継点 投稿者:みーさん  投稿日:6月 2日(土)10時25分50秒
野田さん、こんにちは。
>ここで言う2度は、2弦間の完全5度や、3弦間のオクターブetc。も含みます
☆ いえいえ、理解出来ておりました。 私のご質問も同様の意味を含んでおりました。
>これを視覚と体感でゆっくり練習後、徐々に加速します。
>ここでの加速は、シフティング内の加速、減速ではなくて練習の基本テンポ>のことです。
☆喩えて言えば、水面に平たい石をちょんちょんと飛ばす、あの感覚ですね。 最初はゆっくりポジションを長2度で尺取虫して行き、(この際、音を小さく出して確認した方が良いのでしょうね)そのうち<平たい石ちょんちょん>のイメージにして、最後は水面に触る事なくいきなり目的地へ飛ぶけれども、静かに移動できる事をイメージする、このような理解で宜しいでしょうか。
☆ 更にご質問、この習得過程で長三度をイメージするのは如何でしょうか。
最初のご質問に立ち返って、E弦Fから長三度上のE弦Aを1で一旦押さえて(この間の意識もGに途中下車しない)同時に4でA弦Eを押さえれば如何でしょうか。 その次の音次第で4で押さえたE音を弾きながら1や2を使って押さえ直すというのは如何でしょうか。
image75■5度、中継点 投稿者:野田一郎  投稿日:6月11日(月)06時16分04秒
みーさん、今晩は。
レス遅くなって申し訳ありません。
>☆喩えて言えば、水面に平たい石をちょんちょんと飛ばす、あの感覚ですね。
う〜〜〜〜〜ん?
>最初はゆっくりポジションを長2度で尺取虫して行き、(この際、音を小さく出して確認した方が良いのでしょうね) 尺取り虫進行では、手のフォルムを変えないやり方と変えるやり方があります。 始めのうちはフォルムをしっかり覚えるために変えないほうが良いでしょう。 しっかりと音を出して下さい。これは楽器の裏板を(もちろん全体も)振動させ、その時の弦のエネルギーを左手で感じるためです。
>この習得過程で長三度をイメージするのは如何でしょうか。
正解です。 これは結局石橋が完成して、木枠を取り外している最中の状態ですね。 こうしてどんどん跳躍部分を大きくするわけです。
image76■弓の毛 投稿者:おかだ  投稿日: 6月13日(水)00時07分55秒
はじめまして。高知でコントラバスを弾いている岡田と言います。
弓の毛には黒毛、白毛、両者のブレンドなどがありますが、具体的な違いって何でしょう? 一度、知り合いの楽器屋に毛換えを頼んだら勝手に黒毛にされていて、ちょっと音が荒くなったような気がするのです。
http://tosa-ds.com/
image77■黒毛/白毛 投稿者:みーさん 投稿日: 6月13日(水)18時23分31秒
岡田さん、いらっしゃい。初めまして。
弓の毛ですが、白毛は細めで、黒毛はやや太めです。音質的には白毛はきめが細かく、その分引掛かりずらいと思います。黒毛は反対に音のきめが粗いけれども弦への喰いつきは良いと思います。これをミックスで使う人もいますし、左右半分半分に張る人もいるそうです。 どちらの毛を使うかは、楽器/弦/松脂の組合わせに依るし、好みもあると思います。 お店の人がお断りなく黒毛を張られたとの事ですが、これを奇貨として松脂との組合わせなどを色々試されては如何でしょうか。(普通なら黒毛を張って見ますか、と一言欲しい所ですね)又、毛の量あたりも多い目/少なめ どちらが良いか併せてお考えになると良いと思います。
image78■Re:黒毛/白毛 投稿者:おかだ  投稿日:6月14日(木)03時01分09秒
素早い回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。 松脂はPetz > Nyman > Carlson? と渡り歩いてきました。近所の楽器屋には他のものがないので。。。 そういえば、”スプレー式”の松脂を見たことがあります。使いにくいったらなかったけど。(広島のH楽器というところで売ってたそうです)
image79■松脂 投稿者:みーさん  投稿日: 6月14日(木)17時59分36秒
おかださん、こんにちは。 私の松脂はカールソンでした。長い間これを使って来ました。ところが引っ掛かりすぎが気になりだしてごく最近は緊急避難で大昔に使っていたものを使いますが、これからは野田一郎氏が推奨するsalcowを買って使おうとしています。バシストのメーリングリストISBJでも、また色々なバシストのHPでも松脂は良く取り上げられているので参考にされては如何でしょう。
先日イチローがテレビで取り上げられましたが、彼はシューズやグラブに大変こだわっているそうです。一流のスポーツ選手は誰もそのようですね。理想の体の動きをしっかり感覚として持っていて、それを助けてくれる道具はどのようなものかについてはっきりしたイメージがあるのだと感じられます。
imageこの会議室は、過去の発言をご覧になれば判りますが、自分で知りたいと思う事は誰かが助けてくれますし、(管理人はあまり頼りになりません)詳しく知りたいと思えば質問を繰り返して納得が行くまで微細な議論が出来るところです。ご遠慮は無用です。表面を撫ぜるだけの儀礼的な場所ではありません。 どうぞ今後ともご利用ください。
image野田さん、レス有難う御座いました。 全音→長二度→長三度と飛距離を伸ばす事、やって見ます。 上向はやり易いですが、下降はいつも下がり足りません。長距離下降は特に。
image80■エレベーター? 投稿者:野田一郎  投稿日:6月15日(金)08時24分23秒
みーさん、今晩は。
>上向はやり易いですが、下降はいつも下がり足りません。長距離下降は特に。
シフティング時のポイントをもう一度書かせて下さい。追加次項もあります。
1)腕を一体に感じ、上腕からの動きでシフトする。
2)シフトは勢いをつけずに、常にスピードをコントロールする。
3)2)で発進と停止はショックが無いようにゆっくりと。
4)あくまで腕の角度(高さ)の変更を基準に考える。親指ポジションに移行するときは腕の前後の動きも忘れないように。
5)上半身をほんの少し前後に動かす。上行形では体を後ろに、下降形では前に。エレベーターのバランスウエイトのごとく、シフティングと同調させる事。
6)使用する全ての指が常に弦を軽く押し下げていて、各指の間隔が均一に変化するように。
7)指の切り替え、追加、減少の場合、弦に対して指が静かに離着するように。
image練習時のアイディア:
1)親指ポジションなどの高音に上昇する場合、終着点を終着点と考えない。つまり終着点を最初にとり、その後出発点までグリッサンドでゆっくり下降する。これを何回か繰り返すうちに、繰り返しを少しずつすばやく行うなうようにする。前回の下降形と次回目の下降形の間隔を少しずつ短くするわけです。下降は常にゆっくり。
2)メトロノームを使い、静かにシフティングさせながら体各部の緊張点を探し、これを緩める。
image81■教則本 投稿者:みーさん  投稿日: 7月18日(水)14時01分32秒
Makiさん、こんにちは。姪御さんについて浅薄な知識ながらお答えします。
教本について 姪御さんは回りにバスを指導してくれる方が居るのでしょうか。もし吹奏楽団の先生が管楽器の指導者なら、バスには不案内と言う可能性がありますね。独習されるしかないのでしょうか。教則本では、どの弦を使って何の音を弾くのか、は解るのですが、一番の問題の、どう弾くのかの詳しい説明は期待できません。弓の持ち方や弦の押さえ方は写真入りのものがあります。しかし、その手の使い方にどういう意味があるのか、何故そうするのか、又それを見て自分で試みているやり方の問題点は何か、は結局解らないままなのです。長い年月を掛けて自分でその意味を探ってみたりコンサートでプロのバシストの弾き方を盗んでみたりする<もどかしさ>に耐えてバスを好きであり続けるのは容易ではないと言う気がします。バスは地味な楽器ですから合奏の中で持っている大きな意味を会得するのも簡単ではないでしょう。そもそも弦楽器は右手と左手では任務が違う難しさに加えて、弓というやっかいな道具が介在しますので独習はなじみにくいと思います。 結論的な私の見解は、バスを教えてくれる人(それも、出来たら上手で辛抱強い人)を探す事が早道です。そして姪御さん自身がバスが好きになり、上手になりたいと強く願い続ける事が何よりも大事なポイントと思います。バスを弾いている人は皆、バスが一番素晴らしいと思っています。私もそうです。 回りくどい事を申し上げました。教則本は何が、というご質問に対する単純なご返答としては、教則本のあれこれを解説しているHPをご紹介します。奥田さんと言う人のHPです。
http://www03。u-page。so-net。ne.jp/fa2/ultrabas/index.html
私の生徒さんには松野茂著『コントラバス教則本=PRACTICAL METHOD FOR DOUBLE BASS(ドレミ楽譜出版社)』/1、500-及び永島氏著”うまくなろうコントラバス”(音楽の友社)を買って貰いました。後者は写真入りで解説もあります。いずれもバシストのメーリングリストで教えて貰った本です。私自身はシュトライヒャーを使いましたが、英語なのでお勧めしません。(この点後悔しています) しかも長期間ほとんど独習をしました。回り道だったと思っています。
image82■楽器 投稿者:みーさん  投稿日: 7月18日(水)14時03分04秒
投稿内容が長すぎて一度に送れませんでした。これはmakiさんに対するお答えの後半です。
楽器について 今後姪御さんがバスとどう付き合ってゆくのか、の予測によってバリエーションがあると思います。長い間好きであり続けるなら買い換えて行く可能性は大いにあり得ます。自分の要求レベルが最終的にどのあたりになるのかは解らないでしょうが、買い換える時は、値段で単純に考えると私は原則的には少なくとも倍/倍として行くのがよいと思っています。さて、20万円のベニア製(これでも結構鳴ります)から出発するのか、いきなり40万円の普及品の上のランクにするのか、中学生という年齢も考慮に入れて難しいところですね。親御さんの、姪御さんを音楽とどう付き合わせたいと思っているかという観点からや、姪御さんご自身の性格も考え合わせる事も必要かも知れません。音楽とは異なった視点からの話で申し訳ありませんが、こんな見方も大事かも知れません。弦楽器の鳴りは弾き込み次第なので、使いこめば鳴ります。同じ弾き込み程度なら40万が20万の倍よく鳴る、というものではなさそうです。20万と100万ならはっきりと違うでしょう。メーカーもオリエンテ、チャキ、クレモナとあるようです。しかしどのメーカーを買うかより、どこの工房から買うか、がより大事です。しっかりした楽器調整技術を持ったところから買うべきです。初心者は駒を気づかずに痛めてしまう事が良くあります。すると交換せねばなりません。出来合いの駒を楽器に合わせて削るのですが、十分な経験と小さいところまでゆるがせにしない性格の職人に頼みたいところです。どんな弾き方をしたいのかと尋ねてくれる職人さんなら間違いないでしょう。また届いた新品が直ぐに問題なく使えるものでもありません。新品は糸枕/駒の調整代(しろ)を残してあるものだと思います。後は買った人が自分に合わせて弦の高さを買ったところで調整して貰うのです。(自分でも出来ます) 私の生徒さんがこのたび買ったバスは今週私が調整する予定です。このHPの”楽器修理工房”は楽器メンテのご参考になるかも知れません。 弓については楽器と異なり、最初からそこそこのものを持つべきだと思っています。何故なら楽器は調整という手がありますが、弓にはそれがなく、使いにくい弓は改善のしようがないのです。私が最初の弓からホイヤーに変えた時は腕が数段上がった様な気がしました。吹奏楽なら弓を使う事は多いでしょう。安いものだったら4〜5万円以内なのですが。
image以上とりとめなく書きました。ご参考になるか不安ですが、これしかない_と言うのは自分自身の要求水準が上がってきて、しかも回りを見渡せる知識を得た後で自分自身について言える事でしかないような気がします。
image83■教則本etc。 投稿者:関口@社長があだな 投稿日: 7月18日(水)15時28分06秒
みーさん、makiさんこんにちは。
  姪御さんがバスをはじめるとの事。おめでとうございます。   私も最初半年は先輩に松野先生の教則本で指導を受けました。  ジャーマンとフレンチの写真入りでしたね。懐かしい。  ハーフポジションで弾ける”フィンランディア”があって、   比較的すぐに知っている曲が弾けてうれしかった思い出があります。  その後、師匠についてからはシマンドルの教則本でした。  私は不祥の弟子でしたので、えらい進みが遅く  高校3年間では全部終わりませんでした。(もちろん他のmethodとかもやりましたよ)  ただ大切なのは漫然と弾かないで色々意識して練習する事だと思います。 その点ではよい指導者との出会いは大切です。  (ただレッスンにつけばいいという訳でもなく難しいです)  メカニズムへの意識とか考え方が定まってくるとTVの番組で色々な人の 演奏を見ているだけでもよい練習になります。   あと意外とハードなスケジュールで演奏会を控えているとか、目標があると 進みや楽しみ方が違うかもしれません。  弓は私は杉藤の当時1万円の一番安い弓ではじめました。   弓を換える効果は大きいです。  ただ最初は安い弓でコントロールの練習をして、  ある程度してよい弓にするというアプローチもありかと思います。  (弓の選び方、相性の基準も定まってくると思いますので)
   楽器は。。。買ってしまうとやめないもんですね。
image84■教則本その他 投稿者:おかだ  投稿日:7月20日(金)02時35分59秒
こんにちは。高知の岡田です。
音楽之友社からシュトライヒャーの英語/日本語対訳版がでてます。訳は長谷川悟氏(今略歴をみたら広島の方みたい)、第1版は1990年で2600円でした。 高校時代は松野氏の教則本をちらちらと練習してましたが、周りに運弓法のわかる人が皆無で苦労しました。一弓で弾くスタッカートの記号(スラー+ドット)が何を意味するかわからず学校の音楽の先生に聞いたら”メゾスタッカート”だろう、と答えが返ってきたり。。。 あと、今ならビデオ教則本もあるようなので使えるかも知れません。私が見たのはJAZZのランニングの教則ビデオでしたが、途中でクラシックの人がボーイングを解説してました。(残念ながらタイトルを失念しました)
http://www.tosa-ds.com
image85■教則本その他 投稿者:奥田@広島 投稿日: 7月20日(金)08時14分54秒
皆さん、おはようございます。
奥田@広島です。 僕は教則本は”シマンドル”から始めました。 といっても今だ終わっておりませんが。。。(苦笑)
で途中からは同じくシマンドルの”30エチュード”をやりました。 シュトライヒャー教授のエチュードは初めての方には少し難しいかもしれませんね。 ちなみに訳者の長谷川先生ですが、たしかに広島にゆかりのある方ですが、兵庫県にお住まいです。 僧侶(住職)にしてプロ奏者、教職者にして演奏会プロデューサーと多彩なお顔をお持ちです。 毎年加古川市近辺で夏に大規模なコントラバスセミナーを主催していらっしゃいます。
image86■みなさま 投稿者:maki  投稿日: 7月20日(金)09時00分22秒
ありがとうございます。ちょっと相談したつもりが、こんなに沢山の情報をいただけるな んて、感激です。  みなさまはじめまして。サックスも吹けるプログラマーのmakiです。 私は、中学に入った時、兄の影響を受けて吹奏楽部に入りました。その当時、楽器の事、 音楽のことなど全くわからないまま入部し、はじめて与えられた楽器がサックスだったの です。幸い当時の地域名門中だったため、目標もありつづけることが出来ました。また、 クラ吹きの親友達のおかげだったかもしれません。
 このたび中学の吹奏楽部に入部した私の姪ですが、私と同様、楽器のことなどあまりわ からないまま、今はただ覚えるばかりの状態だと思います。この姪は、私の兄の娘であり その吹奏楽部の顧問の先生は、私の中学時代のクラ吹きの親友の一人です。なんと狭い世 間と思うばかりでした。  みなさまのレスを読めば読むほど、やはり弦楽器をよく知っている方、もちろん実際に プレイされている先生が近くにいる事ほど安心な事はないと思います。残念ながら、うち の地域にはそのような方はまだ見つかっておりません。ただ救いなのは、このクラ吹きの 親友である顧問の先生は、中学までなんとバイオリンを習っていたんです。(すっかり忘 れてましたけど)そういう意味では、彼も彼なりに指導してくれるんだろうなと、期待し ています。もちろん私も出来るだけのサポートをしていくつもりです。  思いつくままの乱文ですが、気ばかりあせるおじの心境、少しはわかっていただければ と思います。
http://homepage2。nifty.com/asax/
image87■ご協力感謝! 投稿者:みーさん  投稿日:7月20日(金)13時18分14秒
Makiさん、皆さん、こんにちは。
Makiさんの姪御さんが、今後音楽と共に素晴らしい人生を送られる事をお祈りします。
皆さん、有り難うございました。皆さんに応援して頂いて嬉しく思います。意図したように、やっぱり皆さんに解放された会議室であったことを再確認出来ました。 なお、設計中の<みーさんの音楽ホール>では、”会議室”は室の形態を取っているものの、ロビーに続いて仕切のない空間にして自由に出入り出来る構造にします。
image88■フレンチ弓の持ち方 投稿者:おかだ  投稿日:8月18日(土)23時46分23秒
高知の岡田です。こちらのサイトその他で触発されてフレンチ弓を購入しました。
で、持ち方ですが、とりあえず支えるだけの力でホールドすることには成功していると思います。ただジャーマン弓のときは手首(と人差し指、中指)をクッションにしていたのですが、フレンチ弓でのクッションの使い方がわかりません。バイオリンだと物が小さいこともあり指の屈伸が使えるのですけど。何かコツみたいな事はありますか?
image89■私の解釈 投稿者:みーさん  投稿日: 8月19日(日)10時26分48秒
岡田さん、毎日暑いですね。お元気ですか。 フレンチを求められたとの事、ジャーマンより柔らかく弓が使えるような気がしませんか? フレンチでは肘の動きと弓の動きの連動の仕方がより柔らかくなり、弓を持つ手首の関節をクッションのように、或いは車の車輪のショックアブソーバーのように使えるような気がします。勿論ジャーマンでも同じなのですが、関節の使い方に微妙な感覚の差があって、より自由な気がしております。  手首の関節の使い方はジャーマンとフレンチでは逆になりますよね。 微妙な移弦の時ジャーマンでは握手する時のような関節の動きですが、フレンチでは手招きの動き。 ダウンからアップへ移る時の関節の動きは、丁度その反対。 動きとしては関節の構造から握手タイプの方が不自由です。 お尋ねのクッションはどちらの動きの事を指すのでしょうか?
上述の理由から多分フレンチでは少し不自由な、ダウンアップ時を指すのではないかと思って私の考えを書きますと、この際の不自由さをカバーする為に二つのポイントがあるような気がします。 私はまだ自分の意見を人に伝える程の技術は持ち合わせていませんが、これは自分の為だと思って整理してみます。 訪問者の皆さん、どうぞ私の考えをご訂正下さい。
image一つは弓を支持するポイントの問題。 奥田さんが論文で述べておられるように持ち方は人によって微妙に違いますが、弓を支持しコントロールするのは 1)親指の爪の右側面 A中指と薬指の腹、が主体となるでしょう。 最初に自然にそのように持った時と、演奏の中で刻々と変わってゆく持ち方は違うと思います。 基本とバリエーションの関係とも言うべきでしょうか。  一番窮屈なのは全弓でのダウンからアップへ変わる所だと思いますが、その時でも柔らかく弓を使う為には弓を面で持つのではなく点で支える事ではないでしょうか。 つまりその時には親指の爪右側面でなく第一関節に寄った所と、表は中指の腹一本で支えている感じになります。どちらの指も曲げる感覚よりは伸ばす感覚になると思います。 これによって柔らかいイメージを保つ事が出来る気がします。
image二つ目は手首の関節の使い方。 人の手首は握手の方向に動かしにくいので、これに手招きの動きを添えてやるのです。 つまりダウンの最後の所で手首の関節を天井の方向(厳密には自分の左側にある天井方向)へ少し浮かせるのです。 この動きを混ぜてやると楽に弓を柔らかく使えるのではないでしょうか。  先日野田さんにお会いした時私の弓使いを見て肘を下げてとアドバイスを頂きました。 また私の師匠も同じ事を注意してくれています。 肘を下げると言う事は即ち手首を上げると言う事ですから、手首の関節にゆとりを持たせて前後左右の柔らかい動きに備えるとの意味ではないかと思いますが、野田さん、その時のご注意の意味は? 今ヘル/ノダはお忙しいですね。
岡田さん、失礼しました。 ご参考になったかどうか心許ないですが、この件での皆さんの補筆訂正を期待しております。 例によって長い文章になりました。
image90■私の苦闘 投稿者:関口@無免許 投稿日: 8月22日(水)09時47分44秒
こんにちは。関口@改宗ホヤホヤです。
   仏弓触って一週間の私が書き込むのは無謀なのですが、   トマムの確認も含めて少々。   先ず私が野田さんに口を酸っぱくして言われた事は   ”もっと駒の近くをゆっくり!””弓の毛2本で!””肩を落として!”  ”背中をゆるめて!””弓を持たない!””左手で弦を締め付けない!”  ”肘を落として!””口を開けてバカな顔して!”etc。   弓の毛は少しの接触とし、いかなる時も決して放さない。  (弾き終わっても放さないとかアップとダウンの間で放さないとか結構難しい)  さらに指の第二と第一関節の間の指の腹をべったり竿につけるイメージですので、指の上下屈伸によるショック吸収はさほど意識しないでよいと思います。(実際は複雑にしているとは思いますし、手首でもしているはず) 上腕の動きの先導により、手首が左右についてきて、さらに指が微妙な イコライジングをすると言う感じです。(野田さんHPのQ&Aに詳しい)  肘を下げ、手首を上げ、指の付け根関節にに力が入らない幽霊ポーズに 前記注意事項(セリフ書きの部分)を意識してさらっております。   あとトマムでは正座し、脱力して指、手首、肘の形を作って、太股の面を 滑らせて(太股の丸みがまたいい感じ)指、手首の動きをイメージする  練習をいたしました。  
あつかましく失礼いたしました。私も現在苦闘中です。
   http://members。tripod。co。jp/t0317
image91■フレンチ弓の持ち方 投稿者:おかだ 投稿日: 8月23日(木)00時44分42秒
関口さん、みーさん、ありがとうございます。
みーさんご指摘のとおり、ダウン>アップ時のクッションのことです。 未だに親指が弓を跳ね飛ばしてしまうよう(親指が薬指の方にずれる)になりますが。。。多分親指が固すぎなのでしょう。 参考にさせていただきます。
image92■僕も苦闘中 投稿者:奥田@広島 投稿日: 8月23日(木)06時29分05秒
おかださん、こんにちは。
奥田@やけに早起き@広島です。 仏弓使用の際のクッションについてですが、ジャーマンボウのように、器用な手首が大きな仕事をしないところが、逆に仏弓の利点になっていると思います。 ジャーマンボウだと、器用な手首がアップ/ダウンの切り替えしでどうしても素早く動いてしまい、そこで意図しない音楽的なアクセントがついてしまいます。 関口さんもご指摘のように指、手首も細かくイコライジングしながら追従しているのですが、特殊な場合(弓毛が弦から離れるような奏法の場合)を除いて、上腕の大きな筋肉から動かします。
image練習のやりかたですが、関口さんを補足すると、
まず最初に全身を脱力して、 1:出来るだけ駒よりに弓元を静かに置く。
2:弓は持たずに添えるように(この時、親指先端が薬指と小指の間くらいに正対する。)
3:弓は弓竿を手前に傾け、右手薬指と小指の間に意識を持たせる。
4:何時始まったかわからないくらい静かに、上腕からの運動で弾き始める。
5:弾きながら倍音と基音を聞き分ける。 6:弓先に行ったら、また何時終わったのかわからないくらい静かに止める。
7:弓先から逆の順序で弾く。 注意点としては、切り返す時に弓を持ち上げないことです。関口さんも書かれていますが、ここでいつも失敗していまいます。弓毛を弦から絶対に離さないことが肝要です。
上記の動作がなじんできたら、弾いてる間に聞き分けた基音だけをクレッシェンド出来るように圧力を増して行きます。すると芯のしっかりとした音が出るようになります。 そしてそのころには、肩から指までのすべての関節が柔らかく弓に追従するようになっていて、特別にクッションを意識すことは無いと思います。 ご参考になれば幸いです。。。とか言いながら自分に言い聞かせています(苦笑)
image93■pizz 投稿者:みーさん  投稿日:11月10日(土)11時29分09秒
奥田さんへご質問。 論文は大変解り易くいつも楽しみにしています。
当初は意味が解らなかった事でも、自分で試みたり、後で読み返してみて、理解出来る事も良くあります。 さて、奥田さんは弦高が大変低いのですが、pizzはどのような事を心掛けておられますか。 フレンチ奏者は中指又は薬指を使い、指の長さや爪と指肉の関係は人によって様々で、快適な方を多用していると思います。 弾く位置はネックの付け根あたりの高い位置だと思いますが、それに加えて弦高が低いと指の引っ掛かりが更に悪くなる問題をどのように解決しておられるでしょうか。
image94■”口を開けてバカな顔して!” 投稿者:いそべ@福井 投稿日:11月16日(金)02時48分57秒  
久しぶりに入室させていただきます。というわけで、関口さんのトマムでの報告の中に題名の文句がありましたね。実は先日、友人とバスのデュエットをしている時に、まさにこの話が持ち上がりました。友人が言うには、”演奏前に息を吸うが、一体その息は何時はいているのだろう?→演奏中、軽く口を開いて(あまり開きすぎると、それこそバカ面になってしまうので)呼吸をしながら演奏すると、身体にやさしい有酸素運動になり、どれだけ弾いても疲れないし、陶酔感すら生まれてきて、曲にも乗りやすい”とのことでした。
image それともう一つ。モーツァルトなどの刻みなどで、ジャンピング/ボウをすると、コントラバスの場合、弦が長くて余韻も長いので、かえって音が響きっぱなしになるので、むしろ弓を弦から離さずに、一音一音(音のイメージを表すためにあえてスペースを入れました)区切った方がいいかもしれないといった話も出ました。
image95■バカは地顔なんですが_ 投稿者:みーさん 投稿日:11月17日(土)00時02分17秒  
いそべさん、いらっしゃい。
 逆に難しいフレーズで奥歯を噛みしめて、体を固くしている事に気付きます。そんな時にフレーズに従って呼吸し、目を見開かず、楽譜に覆い被さらない事を心掛けるのですが、難しいです。 >かえって音が響きっぱなしになるので、むしろ弓を弦から離さずに、
 その話、興味があります。 野田メソードでは弓を極力離さないので仰るイメージではないかと思います。 しかしその時に必要な軽いリズム感とどう調和させるのか?。
image96■有酸素運動/音の立ち上がり 投稿者:いそべ@福井 投稿日:11月19日(月)09時57分35秒  
またまたおじゃまします。私も速い曲などを弾いたあと、大きく息をついてしまっています。楽器の演奏も当然、運動生理学的に適っていないといけないと思うのですが、楽に呼吸しながらでないと、筋肉に充分な酸素が運ばれず、マイナス要因になっているのでしょうね。  それから、音の通りの件で興味深い話を聞きました。人間の耳は、一番最初に聞こえてきた音が大 きく聞こえるというそうで、絶対的な音量の他に、音の立ち上がりを他の楽器よりも早くするだけで、音の通りが良くなるそです。ということは、オイドクサやサルコウのメリットが生きてくるわけで、あらためて黒魔術の素晴らしさを痛感します。
image97■呼吸、音の立ち上がりetc。 投稿者:関口@無免許 投稿日:11月19日(月)14時16分28秒  
呼吸も考えて行くと楽しい題材ですね。
私は演奏中に息の吐き出し方を考えるのが好きです。長目のフレーズなんかで息を唸るように吐き出しながら弾いたりします。(効果は不明ですが、その気になれます。指揮者でも唸る人いますね)   ザッツを出すときにふっと息を吐いたりします。2泊目でボンとか裏箔でチャなんて時に1泊目をフッとはき捨てたりすると結構合います。裏打ち、表打ち、真中抜けなんていう複雑なpizzの時とか ”フッ ポン 2 ポン スッ ポン”なんて感じで使い分けたりとか//(フッは吐いて、2は心で”に”と唱えるので多分吐く、スッは吸う)
image他の人が緊張するソロとかの時には、休んでいても意識的に大きめに呼吸するようにしています。”森は生きている”ではないのですが、意識的に”酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出す”様にしています。(森と逆ですが//)緊張感が和らぐ感じがします。指揮者でも弦楽器の音の出とか感情表現が少ないオケとかで深呼吸をみんなにやらせる人とかいますね。  音の通りの話はバス弾きにはよく思い当たる感じがしますね。”低音から積み上げる”ではありませんが、ジャンのジで出るとか励行すると”よく聞こえる”と言われる経験は皆多いのでは? 
image私はジャーマン、ベタ松脂時代にそうした立ち上がりや”いっちょ色々表現してやろう”とかを追求するあまり、変な動きとか力にたよって音作りをする悪癖が残り、下記のような”バカな顔して”etcを野田さんに言われた次第です。今は”野田メソード”四宝によりwebのポップアップ広告のような立ち上がりの良さをエンジョイしております。
 余韻もこれに通じるのですが、ビオラ/チェロとのユニゾンのメロディーとか”弓を放さず”を励行すると溶けがよいです。ジャンピングボウは接地量調節や跳ね度合いの調節とかで余韻が違いますが、それがしやすいのも仏弓/座奏/サルコウ/オイドクサの利点ですね。(跳ね弓の多彩な技への道が広がるのも同様)
image98■Pizz、バカ顔、跳ね弓、呼吸、立ち上がり 投稿者:奥田@広島 投稿日:11月20日(火)13時33分
>呼吸  呼吸法についてはいまだ考えが定まりません。あくまで歌を感じて呼吸するのだと思うのですが、ここらあたりはドイツ本社のご登場を願いたいところです。  オケなどで弾く時に気を付けているのは、弾き始める一瞬前にスッっといきなり息を吸い込まないことです。特に今回トップになってからは努めてしないように意識しました。理由は身振りや呼吸でザッツを出さないためです。人のザッツで出るとどうしても遅れて出る事になり、その奏者の音楽を邪魔することになりかねません。じゃあどうやって合わせるかですが、練習の積み重ねの中で僕の”気”に合わせてもらえるようにしました。
image>バカ顔  僕もみーさんと同じく生まれつきなもので、ことさら意識しなくてもっていうのはさておき、やはり顔が緊張していては身体まで緊張して、上手く行かないということが実感としてあります。オリンピックの100Mなどでゴール正面からの画像を良く見ますが、トップアスリートはおしなべて表情に力を感じませんね。世界記録保持者のモーリス/グリーンなどはその最もたるもので、彼は全力の時には舌さえもダラリと垂らした状態で走っています。身体のある一箇所が緊張状態にあると、他の部分を脱力させるのは難しい(出来ない)ことの見本だと思います。  ただ、気をつけたいのは、その時のグリーンの足や腕には物凄い力が伝わっているという事実です。楽器演奏にも通じる事実だと思います。
image>跳ね弓  アイネクの1楽章の出だしを、一音一音弓を返して弾いた時とスラーで弾いた時の感じ、印象を比べると良く判ると思います。いちいち返すと、どっこいしょ、どっこいしょ、と聴こえますが、一弓の中で弾いてやると実にスムースに曲が表現出来ます。これは相当上手い人が弾いてもそう聴こえると思います。  僕は弓を跳ねさせるというのは実は特殊な奏法で、常に弓は弦についた状態を普通と考えています。やはり弓を飛ばすとそこで不必要なアクセントや、一瞬の遅れが生じてしまい、以前ここで話題になった弦の振動の再利用も上手く行きません。  また、飛ばしている間の左手コントロールによる弦の振動コントロールも重要だと思います。飛ばしている間も弦の振動を弦の特性のままに任せていると、音楽の表現がおろそかになりがちです。例えば8分音符を弾く場合に、その8分音符がnで終わるのか、mで終わるのかもコントロールする必要があります。そのためにも安易に跳ねさせない方が良いと思います。
image>立ち上がり  前述の跳ね弓にも関連しますが、やはりオイドクサ、サルコウ、座奏、仏弓の効果が最も顕著に顕れるところですね。これらは全て有機的に結びついていて、どれか一つ欠けても野田メソードの完成はムリだと思います。
image>PIzz  僕はピチカートはネックとボディーのジョイント付近よりもずっと左手のそばで行います。指が引っ掛かるかどうかのギリギリのところでしょう。瞬時に芯のある遠達性に富んだ音が発生します。弾くと分かるのですが、裏板までコツンといった振動が瞬時に行き渡るのが分かります。右手は引っ掛けた指を肘から先の回転運動で上に振りぬく感覚です。
image 左手はきちんと調整された楽器であればあんまり抑えなくても大丈夫です。ちょうど弓を駒そばで使うのと同じ原理で、駒までは右の指を持って行けないし、指板上で行った方が安定すると言うことからも、左手のすぐそばでPIzzします。  
さて、長々と書いてきましたが、これらはすべてドイツ本社の野田さんの教えです。勿論僕が全て出来ているわけではありません。思い切り棚に上げて書きました。中には勘違いや誤りもあると思いますので、やはり野田さんにご登場いただきたいところですね。
image99■呼吸、跳ね弓 投稿者:野田一郎  投稿日:11月24日(土)18時25分13秒
http://home。arcor。de/ichironoda/index.html/
 皆さん、遅ればせながら、こんにちは。野田@ドイツ本社、です。皆さんの話についていけなくて(やはり夏休み後からクリスマスにかけて忙しくなります)レスが遅れて申し訳ありません。
 奥田さんは私のHPを読んだり、ネット上でのやり取りから”黒魔術(野田メソード)”を理解するというより、直接テレパシーで考えを読み取っていらっしゃるというふしがあります。*^o^*
image 呼吸については、次のように考えています。
 ”いち、とお、に、とお””アウフタクトで息を大きく吸い込む”等の方法では、音楽の流れが体各部のサイズや重量によって決定されてしまいますし、細かな”揺れ”に対応できません。また、フレージング、音楽の静かな流れなどにも悪影響を及ぼします。リアルタイムで音楽の流れに沿うには下手な呼吸がかえって邪魔になります。
 高級カメラのオートフォーカスはシャッターが降りる瞬間まで被写体に焦点を合わせることができますが、普及品では一定時間前に焦点を固定してしまいます。速く移動している被写体には焦点を合わせられないわけです。これと同じで、テンポの揺れの大きなオペラなどでは対応できなくなります。
 ではどう呼吸するか?です。  脱力状態で気持ちを静めたときの呼吸をそのまま使って弾けるようにしているんです。”いっせいの”や腕の振り、頭の振り等を使うと脱力が出来ません。例の”後ろからゆっくりさらう方式で練習しておくと、準備無しでゼロから弾き始められます。太極拳の動きに似ています。しかし、これだけでは不十分で、大きく息をすってゆっくり吐き出すという一連の作業でも、常時脱力できるように訓練します。静かな(大小、速度にかかわらず)呼吸の為には、体の捩れない座奏、、しっかりした椅子、等が必要です。ジャーマンはこの点でも問題です。体が曲がるからです。
 この呼吸で音楽作りに集中でき、疲れません。これをマスターしてからほとんど汗をかかなくなりました。(現場が暑い場合は今まで通り汗かきです。これはダイエットの方の問題ですね。*^o^*
image Pizz。またはarcoでも、動き始めの前に必ずアウフタクトのような動きをする奏者が多いんですが、他の奏者の邪魔になりますし、脱力できません。基本的には弦から指、又は弓毛を離さず弦とコンタクトをとった状態から発音を開始します。その後の運動では両方とも腕の高さをほとんど変えません。
image100■スペック 投稿者:奥田@広島  投稿日:11月27日(火)14時30分06秒
 皆さん、こんにちは。話しはいきなり飛んじゃいますが、以前から考えていたコントラバスのスペックの変更を実行に移しました。  それは、
1 エンドピンをスティールからカーボンへ。
2 テールガットをスティールワイヤーから純ガットへ。
 カーボンのエンドピンは弦楽器の山本さんで入手し、純ガット(裸)は不要になった使い古しのオイドクサのG線をほぐして、3重にしたものを撚って使いました。その結果、従来より音のレスポンスが驚異的に速くなり、音色も明るく、でも芯を失わない音色になりました。
 また、楽器のそばでは音量が少し減った感じがしますが、そのぶん遠鳴りがしているようで、例の”遠くに弾いて遠くに聴く。”にはもってこいの感じです。さらに弦に不要な振動が跳ね返ってこないので、一層の脱力が可能になりました。これまでは楽器から弦に跳ね返ってくる振動を抑えるために、少し力を加えてやらないといけなかったのですが、おかげで跳ね返りの振動がほとんどなくなり、これで変な力みから解放されそうです。
 エンドピンはこのまま行くと木製になりそうな気配が。。。。  では、取り急ぎご報告まで。
image101■呼吸/木製ピン 投稿者:みーさん 投稿日:11月29日(木)21時37分38秒  
野田さん、
>アウフタクトで息を大きく吸い込む”等の方法では、音楽の流れが体各部のサイズや重量 >によって決定されてしまいますし…脱力状態で気持ちを静めたときの呼吸をそのまま使 >って弾けるようにしているんです。  
これから色々想像しているんですが、身振りと呼吸を大げさにすると遅れてしまうし、微妙な揺れに対応出来ないから 、音楽の流れに従って(フレーズに従って)呼吸はするのだけれど、より自然で静かな呼吸を心掛ける…という事で宜しいでしょうか。
image奥田さん、
>純ガット(裸)は不要になった使い古しのオイドクサのG線をほぐして、3重にしたもの >を撚って使いした。  
ご自分でされたのですか。 どの様にして撚るのでしょうか。 >エンドピンはこのまま行くと木製になりそうな気配が。。。  木製ピンだったら繰り出したピンを固定するのに金属製のように点で止めるのではなく、面で止める構造のものなんでしょうか。
image102■撚り方、木製エンドピン 投稿者:奥田@広島 投稿日:11月30日(金)12時56分02秒
>撚り方
 純ガットを3重にして撚ったわけですが、まず3本の端を揃えて糸などで縛ります。それを右回転なら右回転で最後までキツク捻っていきます。最後までやったら一端解きます。すると3本のガットにある程度の癖がついています。次は前回とは逆回転に同じく最後までキツク捻ります。これも最後までやったら解きます。こうして左右に捻って3本のガットに捻れの癖をつけてやり、最後はこれを3つ編みにします。そのまま1昼夜寝かせますとテールガットの完成です。
 練習のたびにテールガットの状態を観察していますが、今のところ強度の点で問題は無いようです。ただ最初に装着した時に、弦と同じくかなり伸びましたので(あらかじめ伸びを計算して短めに装着しておきました)、チューニングで弦を巻き上げて行く時にはかなりビビリました(笑)  音質、レスポンスともにご機嫌です。
image>木製エンドピン
 僕もまだ実物を見た事がないので分かりませんが、ネジで一点を固定する構造は多分変わらないんじゃないでしょうか?それよりも先端はやはり金属を使用しないと滑るでしょうから、エンドピン本体と先端の金属のジョイントが問題かなと思っています。また強度の問題もありますので、野田さんの楽器のようにエンドピンと楽器のコンタクトの角度を変えてやった方が、エンドピンに掛かる力が分散されて良いのではないかと考えています。いずれにしても近々10mm径の棒を買って試して見るつもりです。
image103■言い忘れました。 投稿者:奥田@広島  投稿日:11月30日(金)12時57分46秒
 下記スペックでは、かなりソリスティックな音色、鳴り方になります。
image104■木製エンドピン、緒止め止め 投稿者:野田一郎 投稿日:11月30日(金)16時35分07秒  
昔の楽器についている木製エンドピンは次のようになっています。
 堅い木を利用し、中ほどが太くて両端は若干細くなっています。両端に向かってテーパーが付いているのです。両端で直径20ミリほど、中央部で25ミリほどだったように記憶しています(寸法は不確かです)。演奏前にこれをエンドピンようの穴に差し込みます。当然長さ調整はできませんので、必要とあらば何本か用意しておきます。地面側には鉄のピンがねじ込まれています。
 今買おうか迷っているウィーンの楽器(99センチ)にこれがついています。ヴィルファーが作った長いエンドピンもついていますが、オリジナルに比べて木が柔らかく、不細工です。
image 次は緒止め止めです。  私は2001年春にパリに行った際、以前バスを買ったことのある楽器屋(Pavie)を訪問したところ、彼が楽器を全部ガットに換えていて、なかなか良い音がしていました。もっともフレンチとは言え、立奏、バス脂、スチール弦の組み合わせですから知れていますが。スチール弦でもガット弦っぽい響きになるのが、興味深いですね。直径6.1-6.2ミリというところです。
 その後ピラストロ社で以前試作したというのを見せてもらいましたが、こういう太いガットを撚るには、相当数の羊が必要だそうです。ちなみに長さは3メートルでした。今度行ったときにもらってきちゃおうと思っています。パリのは、楽器3本分で1000フラン払いました。それを考えると奥田さんの廃品利用の方が良いですね。
image105■書き忘れました。 投稿者:野田一郎  投稿日:11月30日(金)16時37分54秒
 ”ソリスティックな音色、鳴り方”はポジティブなことだと考えていますが、いかがでしょうか?オケでもこれでやっていけるはずです。音色変化の幅が広いわけですから、後は奏者の意識の問題ですよね。
image106■ポジティブ 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月1日(土)07時52分42秒
全く同感です>野田さん
>奏者の意識の問題  
音楽に心を開いて、耳を澄ましていると、その場面で求められる音色や語り口が見えて来ると思います。それが分かるようになるのは何時の日か。。。とほほ
image107■木製エンドピン 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月2日(日)13時33分11秒  
今日、木製エンドピンを試作しました。今のところそば鳴りの段階では音量はガクンと減りました。でもレスポンス、楽器の振動は上がりました。様子を見てまたご報告します。
image108■材質/構造 投稿者:みーさん  投稿日:12月2日(日)18時27分52秒  
エンドピンに求められる機能と効果
1) まず楽器を支える事。 その為なら何でも良い。
2) 楽器振動を効率的に床に伝える事。 これが問題。
 (A)忠実に振動を伝える目的なら内部損失の少ない材質を使ってしっかりと楽器に固定出来る構造である事。 次に
(B)楽器の一部と考えて、その音色も積極的に表現に利用する目的なら材質のバリエーションは様々に考える事が出来そうです。 木製は最右翼。 これも楽器にしっかり固定する事が望ましいし床との接点も検討の対象でしょう。
 オーディオではほんの微細な、取るに足りないように思える部分の材質/構造が音質に与える影響は大きい事を経験しました。 エンドピン/緒留め止め/エンドピースの材質/形状もそんな目から検討し直す事も大いに意味のある事だと思います。 隘路は自分の出す音を同時に遠くで聴く事が出来ない事。 ですから困難な道と思います。 その意味からも奥田さん、頑張って。 (敢えて"頑張って"という言葉を使いました)
 今考えたのですが、私のエンドピンレストもそんな目から構造を検討し直すチャンスを与えて頂いたような気がします。
image109■床振動 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月3日(月)10時41分00秒  
みーさん、おはようございます。
 今まで床の振動については考慮の外でした。  というのも、演奏する場所によって様々であることと、演奏する地点を共演者との位置関係、ステージでの見栄え等から、主体的に、積極的に選べないことがままあるからです。よって、床の振動を取り入れるという考えはあまりありません。あくまで楽器自体の鳴り方を考えています。  木製エンドピンは太さ20mmの棒を加工しました。まず長さの決定は今まで使用していたスティールのエンドピンから測定して決定。次に楽器とのジョイントは従来の差込口に差し込めるように、棒の直径のセンターで10mmの太さになるように加工。先は普通のエンドピンのように鋭利に尖らさず、少し余してテーパーを付けました。受けはトマム後に改造した演奏台から延びた板(演奏台の正面両端から完全に固定され、トラスで力がかかる構造)に穴を穿って受けられるようにしました。今のところ強度的にも問題は無いようです。
 発音のレスポンスは驚異的に速くなりました。デタッシュでは、裏板にコツンというような振動がすぐさま伝わります。まだ広い部屋での実験、検証をしていませんので確実なところはわかりませんが、かなり向上しているものと思われます。
 ちなみに純ガットのテールピースも毎日観察していますが、何の問題もありません。
image110■床振動/仏弓雑感 投稿者:いそべ@福井 投稿日:12月 4日(火)10時46分53秒  
黒魔術の先輩方、おはようございます。
 床振動といえば、ステージのひのき舞台(ひな壇だとなお良いのですが)に、先のとがったエンドピンをぐさりと突き刺すのが大好きです。こうすると、ステージ全体から(縁の下の力持ちではありませんが)自分の音で包み込めそうな気がします。(エンドピンは、チタン合金とスチール-共に中のつまったもの-を持っていますが、オケの時は、スチールにしています)  室内オケの練習時に感じたことですが、ハイドンのシンフォニーなどで、8分の刻みだと、ジャーマン時代は、専らジャンピング/ボウでしたが、フレンチだと弓を弦につけたままスタッカート(しかもジャンピング/ボウのように音が鳴りっぱなしでなく、音と音の間に休符が入る)ができますし、ヴァイオリンのようなスピカートが(半とばしも)容易にできます。
 しかし、ハイドンの”朝”で、コントラバスのソロがあるのには、びっくりしました。
image111■四宝三珍 投稿者:みーさん  投稿日:12月6日(木)23時28分50秒  
文房四宝ならぬコンバス四宝に加えて、これからはエンドピン/緒留め止め/エンドピースの三珍を考慮して行く流れになりそうですね。 更に来年の課題は今年5月の地震に端を発した耐震バススタンドの設計製作が私の課題になっています。 (腕を磨くのが先だ! ハイ)  今のところ、緒留め止めを追体験しようと思います。 奥田さん、生ガットのお古が余っていたらわけて頂けませんか。 又は手に入れる先をご紹介頂けませんか。 更にお琴の絹糸(今はナイロンが主流ですが昔は絹糸でした)も頭を去来しています。 いづれにしても輪っかにした端の処理は試案があります。  楽器振動をロスなく床に伝えるには…のテーマも追求したいと思っています。
>先のとがったエンドピンをぐさりと突き刺すのが大好きです。
うーん、いそべさん、それが一番かも。 それを認めつつ私は次善の策を探ります。
image112■お古のガット 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月7日(金)07時12分33秒 >
みーさん  了解しました。仔細はDMいたします。
 自分で撚る際は、太いA/E線よりも、かえって細いG/D線の方が加工しやすく、なおかつ捻りの力のストレスも少ないと思います。
image113■夢の後に 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月14日(金)11時01分37秒
 皆さん、こんにちは。今週末にソロのロビーコンサートを行いますが、演奏曲の中にフォーレの”夢の後に”を入れています。歌曲の譜面を原調で演奏するのですが、一般的には前半と後半では1オクターブ上げて弾くところを、同じ音程で弾くようになっています(野田さんの演奏と同じです。)前半はほぼ全編D線で取り、後半はほとんどG線で弾いています(これも野田さんと同じです)。
 こうすることによって以前こちらで話題になっていた、倍音構成を変えてやることによって、あたかもオクターブ上で弾いているような感じを表現出来ていると思います(思っているだけかも)。勿論弓の扱い方や弓の通る場所も変わってはいるのですが。
 以前に出た倍音構成の変化の付け方は、このような感じでよろしいのでしょうか?>野田さん、関口さん
image114■つたないレスですが//  投稿者:関口@無免許 投稿日:12月14日(金)13時19分17秒  
うわー、今会社のデスクでコーヒー飲んでるし、夢の後におさらいしたことないし//奥田さんの演奏会明日だし。。。とあたふたしておりますが、 野田さんの登場を期待しつつ
   >あたかもオクターブ上で弾いているような感じを表現出来ていると思います
     奥田さんがそう意識していればそれで十分変わっていると思います。これが大前提。(弦も変えてるし)で、以下私の雑感。
    ベタ脂/ジャーマンで、駒と指板の真中を圧力かけてビュンビュン引いていた頃は、弓の圧力/速さ/弾く位置で試行錯誤しておりました。チェロと溶かそうとしても精度が悪かったり、オクターブ差がへいこう8度に聞こえがちでした。(へいこう8度が聞こえてイイのはドビュッシー位ですが)    
image野田メソード導入により、低圧/駒そば/おそ弓/裏音意識を基準に音作りをするようになって、意識変化でかなり構成が動く気がします。それこそトマムでやった弦→駒→表板→コンチュウ→裏板と意識を動かすだけで音が上から下に位相がずれるようなのも大有効だと思います。空間意識を手前に持って来たりとかでも違います。テープで聞いて試してみても良いのでは。
imageあと野田さんの演奏を聞いていて感嘆したのは、和声的な曲つくりと情感とが高次にマッチしていたことです。意識プラスアルファということなら、ピアノとの連関を意識(意識だらけだな)してみてもいいのでは?
image仮にバスがオクターブ変わって弾いても同じ伴奏がついているならば、その伴奏との距離感を  意識に加えてみてはどうでしょう?(すいません譜面見ていないので無責任です)同じ音があればベターですが、導音とかでもいいです。
imageオケとかで木管とか金管とかの違うオクターブの同じ音と一緒にきれいに鳴っている感じというか  ピアノのある音に対し、どういうオクターブ差で今弾いてる音が鳴っているのかちょっと考えるのです。(その音に入っていく、距離を取るetc。)
imageただ野田メソードできれいに倍音が揃うようになってきていますので、実は楽にきれいに鳴っていますし、音程のつぼも本当に些細な微妙な話ですので、本当に意識だけでいいと思います。(絶対音感なく、バスしか弾かない”いどうド人間”が書いていますので注意!)
imageしかしジャーマン/ベタ脂時代にはへいこう8度が当たり前で、意識して寄せていた人間が、基本的に寄っているものをちょっと離したりするか、なんて考えている今は隔世の感ありです。私も”仏弓日誌”に書いたとおり、今の課題の一つです。 
imageコントロール難しいですね。奥田さん。演奏会楽しんでください。基本は冒頭の大前提でokだと思います。
image115■倍音構成 投稿者:野田一郎  投稿日:12月14日(金)21時15分36秒
 皆さん、こんにちは。野田@呼ばれて出てきました、です。
 すでに奥田さんも関口さんも自分がどういう音を出そうとしているか、どんな音が遠くになっているか、という意識を持って試行錯誤しておられるので、あとは実際にどの場面でどの音を使うか、というコンセプトと、それを表現できるテクニックがどの程度まで進んだか、にかかっていると思います。で、これはまさに個人の自由です。その人の価値観、経験、哲学が現れるわけです。
imageそしてこれらは刻々と変化するものですし、毎回違うもののはずです。私がこれに批評をしても、それは私の趣味によるものですから、意味はないでしょう。ピアニスト、練習時の聴衆の感想を聞いてみるのも良いと思います。
imageでも最終的には、自分が何を表現したいかが大事です。他人の批評は、自分のコンセプトがどのように出ているかを確認するためだけに必要です。
image 次にピアノとの合わせですが、タイミングや倍音構成などが合わないのも、人生の一つと考えてください。その中でその後どういうふうに変化して歩み寄っていくか、あるいは逆に離れていくか、も大切です。伴奏を親、ソロを子供(ソロ)と見ると、子供が親の監視のもとに遅れたり追い越したりしているわけです。親は比較的悠然とテンポを保っています。でも、”ここぞ”というときにはお互いに手をつなぐわけです。これはピアニストの右手、左手にも有効です。
 以上、御質問の答えになってませんが、お許しを。それと、。。。か、の表現が多過ぎますね。(反省)実際に聞いてみないと。。。、ネット上では難しいです。  ここで、キロロ、トマムに参加されなかった方のために繰り返します。
image テクニック的には圧力、毛との接点、その角度、弓のスピードなどが音の作りかかわってきます。基本練習では、常に遅弓、駒近、傾斜、脱力、に加えて裏板の意識と遠い空間意識に留意します。逆は簡単ですから練習の必要はありません。
image116■ああ、まだまだ修行が足りません。 投稿者:奥田@広島 投稿日:12月15日(土)00時48分31秒  
関口さん、野田さん、早速のご回答ありがとうございました。お二人のお話しは共に大変示唆に富んだ内容で、とても勉強になります。ピアノや他の楽器との距離感とその出し入れなど、まだまだですね。とにかく意識はトマム以後、急速に変化(自分では進化と思いたい)していますので、あとはテクニックですね。  明日のコンサートではまたそのあたりの次の課題が明らかになるでしょう。関口さん、野田さん、お忙しいのにありがとうございました。
image117■今日ですね 投稿者:みーさん  投稿日:12月15日(土)08時40分20秒
 有難うございました。今回のやり取りは大変高度なお話です。認識の差を感じてしまいました。”最終的には自分が何を表現したいかが大事です”_これは自分の演奏上での事としてより、演奏を聴くときに感じていることです。それが感じられる演奏に強い印象と惹きつけられる魅力を見出せます。既にそのレベルでのお話です。  奥田さん、どうぞ今日の演奏は楽譜の奥にある”自由な境地でご自分を楽しんで”下さい。
image118■一昨日でした 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月17日(月)10時06分20秒
 なんとか成功裏(???)に終えることができました。
 お陰様で音を遠くで鳴らし、聴くことは出来たようです(ビデオで確認済)。でも親(伴奏)と子(独奏)の関係を上手く築けずに終わりました。原因はホール(ロビー)の音響特性を掴まないまま始めてしまったこと。経験となんといっても練習不足。イメージと現実の乖離。  アドヴァイス頂いた倍音構成のコントロールも、上手く行ったところ、全然ダメなところなど悲喜こもごもな結果になりました。  救いは聴衆の皆さん(80人程でしょうか)が、最後までとても熱心に聴いて下さったことですね。  でもトマムでの経験がなければ、こんな演奏とその反省は出来なかったでしょう。これから暫くは、ビデオで明らかになった自分の課題をクリアする練習が出来そうです(喜)
image119■親子、ゲネプロ、自由な境地 投稿者:野田一郎 投稿日:12月17日(月)19時02分23秒  
奥田さん、おめでとうございます。
 親と子の動きはその音形、和声の必然性に感情が重なったときに自然に出てくるものですね。ですから、ずらそうとする必要はありません。  ゲネプロでうまくいきすぎて本番で失敗した例は何回も経験しています。かえってゲネプロで慌ただしく、本番に突入したときの方がいいようです。もっともNHK-FM”カルメン。。。”では短すぎて、楽器が鳴り出したのが最後の曲、というありさまで、これも困ります。コントラバスは他の楽器に比べて、その質量のせいか鳴り始めるのに時間がかかります。
 でも一番大事なのは何と言ってもお客さんに楽しんでもらえることですね。そのためにも、みーさんの”自由な境地で自分を楽しむ”はまことに的を得た言葉だと思います。今回の成功の理由は奥田さんがこれを実行できるからじゃないですか?  御成功おめでとうございます。
image未分類
120■ゲネプロ 投稿者:みーさん  投稿日:12月18日(火)08時28分56秒
奥田さんは演奏に対する明確で具体的な目標/理想像が出来上がっておられるようですね。
コンサートを重ねられる毎にぐいぐいとそれに近づいて行かれることでしょう。
image野田さん
>ゲネプロでうまくいきすぎて本番で失敗した例は何回も経験しています。
指揮者として経験を積んだ頃、ゲネプロで良い演奏になりかけた時はわざとそこでうち切っておりました。 本番では緊張感が緩んでしまうからです。 仰る通り少し不安を感じさせた方が良い結果が出ておりました。
でも会場の響きやお互いが聞こえるかどうか、楽譜が読める程の照明かはチェックしておかないと自信を持って弾けません。
面白い経験があります。 山口県宇部市での事。リハーサルで会場が響きすぎていて音がもやもやしていたのですが、いざ本番で幕が開き音を出してみると背中に丁度良い響きが感じられるのです。設計者は聴衆を吸音体としてちゃんと計算していたのですね。その上で会場の床を堅い材質で建築していたのです。びっくりするやら感心するやら。強烈な印象でした。
image121■? 投稿者:みーさん  投稿日:12月18日(火)08時52分30秒
奇妙なことに、17日以前の書き込みが全て消えてしまっています。
現在問い合わせ中です。しばらくお待ち下さい。尚、修復不可能の場合、
11月10日まではコピーしてPCに保存してありますから編集可能です。


122■お詫び 投稿者:みーさん  投稿日:12月19日(水)20時34分10秒
会議室の皆さん
12月17日以前に皆さんから頂いた書き込みが消えてしまいましたが、復活不可能との返答がありました。 皆さんからの貴重な情報を無駄にしてしまい、大変申し訳ありません。 お詫び申し上げます。 保存してある11月10日までの全ての書き込みはいずれ編集してコーナーを作りたいと思います。
これに懲りずに今後とも書き込みをよろしくお願いします。
尚、掲示板業者からの返答をご参考までに添付します。
imageアクセスの非常に多い掲示板(また、アクセスの多い時間帯)で発言データの
紛失が起きるのは、安価にご提供するための現在の仕様上のスペックでもあり、
良くある質問の19番の現象です。
非常に残念なことですが、システムの仕組み上、投稿データの復活はできません。
image簡易システムのため、発言量が多い掲示板ではピーク時間帯で、アクセス競合
(ほとんどの場合、同時書き込み)が原因で、確率的にデータの消失が起って
います。
imageサーバーの安定化につきましては、さまざまな試行錯誤による改善を実施中
であり、また、データのバックアップをとり2重化を行なう新サービスも
現在検討中ですのでお待ちください。
image123■嬉しいお知らせ 投稿者:みーさん  投稿日:12月22日(土)17時17分10秒
会議室の皆さん、
とても良い、嬉しいお知らせがあります。
開設以来の皆さんの書き込み全てを復元出来ます。
詳しくはいずれ近いうちに事情のご説明を致します。
まずは速報です。

124■素晴らしい!! 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月24日(月)10時46分27秒
掲示板で拝見しました。
Hiro Tさん、ありがとうございます。
この会議室の書き込みは迷った時の解決のヒントとして、皆さんの投稿をいつも読み返していました。
おそらくここを読んでくださっている、Hiro Tさんに心から感謝いたします。

125■素晴らしい!!2 投稿者:野田一郎  投稿日:12月26日(水)21時00分02秒
Hiro Tさん、こんにちは。
おかげさまで書き込みが復活です。
正式な論文と違って矛盾が見られるかもしれませんが、反面ふと思いついたことなども入っているので、後々参考になるんです。
本当に助かりました (^。^)
image今年のクリスマスは、バッハのクリスマス/オラトリオ全6曲を、マインツの大聖堂で演奏しました。
大晦日は”椿姫”、元旦は”ヘンゼルと//”です。もっともこのヘンゼルは降り番ですが。
image皆様、良いお年を。
http://home。arcor。de/ichironoda/index.html/


126■編集 投稿者:みーさん  投稿日:12月26日(水)23時43分18秒
奥田さん、野田さん、
>この会議室の書き込みは迷った時の解決のヒントとして、
>皆さんの投稿をいつも読み返していました。
image>反面ふと思いついたことなども入っているので、後々参考になるんです。
imageという利用の仕方に資するような編集の仕方を試みてみましょう。 何種類かのテーマを定め、それに関する投稿別に時系列に下向きに並べて行く(書き込みの逆順)。 うまく行けば良いのですが、投稿内容が多岐に渡る場合がありますし投稿者同士での受け答えが繋がらなくなる恐れもあります。 やって見なければ解りません。

127■編集ヘの提案 投稿者:野田一郎  投稿日:12月27日(木)07時59分02秒
ヒロ広場は基本的にはあのままで良いんじゃないでしょうか?
書き込みの逆順だけで良いと思います。
あとはキーワード、またはテーマをその場所にリンクさせてはいかがですか?
場所が多いときでも、
image例えば、
弓のスピード(リンク1,リンク2、リンク3。。。)
imageあるいは
指の形と音程(*1、*2,*3,*4,*5)
imageという感じでリンクを張ってはいかがでしょうか?
これなら、あとでいくらでも変更、追加など可能です。
imageつまりキーワード(テーマ)一覧表を別に作ってヒロ広場にリンクさせるわけです。
もちろん奥田さんの論文にもリンクできますね。
あ、それならときどき雑記帳や他の部分に可能だ!
imageいかがでしょうか?
http://home。arcor。de/ichironoda/index.html/

128■ご提案を受けて 投稿者:みーさん  投稿日:12月27日(木)21時39分52秒
野田さん、
ご助言有難うございます。
表計算ソフトのフィルタのように閲覧者が各発言を操作出来ると良いなと思います。例えばAさんの発言だけを並べる、或いは弓の持ち方の投稿だけをフィルタに掛けて取り出す、という風に。そして時系列に全発言を読み下すことも出来る。 …スタイルシートに表計算ソフトを持ち込むことは出来ないでしょうね。
ならば野田さんのアイデアのようにテーマ別発言一覧表を作って、垂直に並べた各発言にリンクを張りますか。
imageところで”ヒロ広場”というネーミング、とても気に入っています。誰でもが集まる広い広場という意味でこのまま使い続けると言うことは…ご了解頂けませんか、Hiro Tさん。

129■ヒロ広場 投稿者:Hiro T  投稿日:12月28日(金)03時55分23秒
皆さん、初めまして、Hiro Tです。
私も黒魔術に魅せられ、仏弓/座奏/サルコウを実践している万年ベース初心者(元々ジャズベース弾き)です。(オイドクサは価格とセッティングの問題で後回しになっています - 今は旧オイドクサ<オリジナル/フラット/クローム>のソロ弦をオケチューニングにして弾いています。)
imageこの会議室は、いつも役に立つ発言ばかりで、私のような者にとっては、どの発言も眼から鱗が落ちる想いです。
ひょんな事から皆さんのお役に立てて非常にうれしく思います。
imageみーさん、
”誰でもが集まる広い広場”、とても素晴らしいです。ヒロ広場と言う名前だけでも恐れ多いのですが、そのように名前を使って頂けるのは非常に光栄です。どうぞお使い下さい。
image私は現在、仕事の関係で米国西海岸に住んでいます。LA近辺に来られる機会のある方は、是非事前に連絡下さい。色々とご案内します。現在こちらではどこの団にも所属していませんが、こちらの生活も落ち着いてきたので、まずはレッスンを受けようかなと考えているところです(実は正式なレッスンを受けた事がないので。。。)。それでは、今後もよろしくお願いいたします。


130■Hiro T さん、お目にかかりたいなあ 投稿者:みーさん  投稿日:12月28日(金)11時23分33秒
野田さん、
>でも実際にどのようにしたら良いかはわかりませんが
私も上に同じ。 果たして可能でしょうか。 調べてみます。
imageHiro Tさんようこそ、会議室では初めまして。
>ひょんな事から皆さんのお役に立てて非常にうれしく思います。
本当に助かりました、Hiro Tさん。 有り難うございました。 皆さんもご覧の通り大変喜んで頂いています。
image>”誰でもが集まる広い広場”、とても素晴らしいです。
気に入って頂いて嬉しいです。
image>どうぞお使い下さい。
では天下晴れて。
皆さん、”ヒロ広場”をよろしく。
imageHiro Tさん、これを機会に是非皆さんのお仲間に是非どうぞ。書き込みを今か今かとお待ちしていたのですよ。

131■いらっしゃいませ。 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月28日(金)17時15分08秒
Hiro Tさん、はじめまして。
奥田@広島です。
imageこの度は本当にありがとうございました。
修復不可能になっていた時期の書き込みには呼吸法や倍音構成のコントロール法など、今後のために大変有意義な書き込みばかりでしたので、とても助かりました。
imageところで、仏弓/座奏/サルコウをご使用とのこと。
もう立派な野田メソード奏者ですね。
これでオイドクサを採用された後は、純ガットのテールガット、木製エンドピンを残すだけです(冗談です)
今後ともよろしくお願いします。
image>みーさん
木製エンドピンのプロトタイプがいくつかあります。
スティールからの変遷も含めて、揃って画像をお送りしようと思うのですが、いかがでしょう。

132■野田メソード 投稿者:野田一郎  投稿日:12月28日(金)19時49分56秒
Hiro Tさん、こんにちは。この度は本当にありがとうございました。
imageさて、奥田@広島さんの書き込み(↓)には実は書き洩れがありまして、それは”禁煙”です。
奥田さんが故意にこれを抜いたのではないかという噂もちらほらと流れてきています。(いませんってば!)
で、禁煙は成功したかな? (^_^)?(どうぞ、ごゆっくり)
imageで話は変わって、Hiro Tさんのお名前も私の黒魔術ページのメンバー表に乗せてよろしいでしょうか?
お許しを戴ければページを修正しますので、よろしくお願いします。
imageHiro Tさんは事情を御存じないと思いますので、少し補足させてください。
”黒魔術”という名が誤解を招く恐れがあるということで、最近は”野田メソード”にかえています。
自分の名がつくのはどうもこそばゆいんですが、わかりやすくて良いかな、ということで採用しました。
”黒魔術”も、まあ大人のお遊びとしてジョークで使ってはいますが。
imageみーさん、”マック+ネスケでみーさんのページがどのように見えているか”の報告が遅れています。
何しろ大きなHPなので、取りかかるのに心の準備が。。。<m(__)m>、もう少し待ってください。
平台の方のコメントと新型平台の写真もあるんですが。。。
http://home。arcor。de/ichironoda/index.html/


133■コロッと 投稿者:みーさん  投稿日:12月28日(金)23時14分55秒
奥田さん、
>木製エンドピンのプロトタイプがいくつかあります。
>スティールからの変遷も含めて、揃って画像をお送りしようと思うのですが、いかがでしょう。
奥田さんのバス椅子コーナー、気に入って頂けましたか。
画像に対する私の考えは一年前とは”コロッ”と変わっています。もちろんお待ちしていますとも。

134■コメント/新型平台 投稿者:みーさん  投稿日:12月28日(金)23時16分04秒
野田さん、こちらでもこんばんは。
>奥田@広島さんの書き込み(↓)には実は書き洩れがありまして、それは”禁煙”です。
image私が野田さんの直弟子になれないのは、実はそこにポイントがあるのです。(嘘。皆さんこれを本気にしてはいけません)
image>マック+ネスケでみーさんのページがどのように見えているか
はい、お待ちします.jpgあたりで送っていただけると助かります。よろしく。
image>平台の方のコメントと新型平台の写真もあるんですが。。。
それを私はお待ちしています。 それを皆さんが心待ちにしています。

135■Re:野田メソード 投稿者:Hiro T  投稿日:12月29日(土)03時08分18秒
野田さん、
>私の黒魔術ページのメンバー表に乗せてよろしいでしょうか?
禁煙も実践していますので、私のような初心者でもお仲間に加えて頂ければ幸いです。また事情は良く理解しましたので、今後は野田メソードと言う呼称を使わせて頂きます。
image野田さんのHPやみーさんのHPで奥田@広島さんの論文を読ませて頂いて、少しでも野田メソードの真髄を習得出来れば、と思っています。まだまだ、十分に脱力出来ずにいますが、この会議室の内容も良く読んで、研鑚していきます。
imageみーさんには別途お知らせしましたが、みーさんのHPに刺激されて、バス椅子を改造したり、エンドピンレストを作ったりしました。近い内にみーさんの資料展示室に載せて頂こうと思っています。

136■野田メソード2 投稿者:奥田@広島  投稿日:12月29日(土)10時19分47秒
さて、野田メソードについて↓の野田さんの書き込みには実は書き漏れがありまして、それは”美食/ダイエット”です。
野田さんが故意にこれを抜いたとの噂もちらほら流れて来ますが、もう成功されたのでしょうか?(冗談です:笑)
image禁煙については年明けにおかもとさんのHPにでも報告しようと思っていたのですが、順調です。(エッヘン)
image冗談はさておき、木製エンドピンは形状は勿論ですが、質量、材質も音質に大きく影響します。様々な素材で作って見ましたが、同じ音は一つもありません。

137■今日中に 投稿者:みーさん  投稿日:12月29日(土)13時14分19秒
Hiro Tさん、再度こんにちは。
>この会議室の内容も良く読んで、研鑚していきます。
どうぞお気楽にお付き合いを!
image>みーさんのHPに刺激されて、バス椅子を改造したり、エンドピンレストを作
>ったりしました。近い内にみーさんの資料展示室に載せて頂こうと思ってい
>ます。
有難うございます。お待ちしています。
関口さん、掲示板では嬉しさの余り自戒している書き方を思わずしてしまいましたが、実は新しいバス椅子とはHiro Tさんの事でした。
image奥田さん、
>もう成功されたのでしょうか?(冗談です:笑)
見事な切り返し! やんや、やんや。(これも冗談の部類か?)
image>様々な素材で作って見ましたが、同じ音は一つもありません。
早速奥田さんから画像が届きました。一家の主として家内から期待されている年末用件もありますから、直ちにアップロード…ではありませんが、今日中に奥田さんのバス椅子ブースへ。

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