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音楽そしてコントラバス・トップ>娯楽室>このページ その後のパポパグラタンパポパグラタンがお休みの日の朝食定番になって久しい。
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1) 調味料の使用をやめ、味付けはみじん切り生にんにく一房の他はベーコンとレーズンを必ず加えることで済ませている。我が家の好みは薄味のようだ。 2) 材料の切り方は最初のうち将棋の駒程度にしていたが、トータルの味だけでなく材料個々の味も大事だと気付き、大きく切るようになった。以前の3倍から5倍くらいか。ただしベーコンは味付けの為に使うのでやはり小さく切っている。主婦の方達はこのようなやり方をすでに十分ご承知なのだが、素人主夫の事とて一つずつの発見となる次第。 3) 生卵を割り込むのは牛乳の中への方が手っ取り早い。 4) 薄切りチーズは、スライス済みの加工食品よりはマリボチーズをブロックで買って自分で切った方が安い。 5) 食パンは我が家ではパンの耳をベーカリーで予約しておいて使う。ベーカリーによっては耳を売らないところもあるが、この料理では耳を使う方が絶対美味しいし、おまけにはるかに安い。柔らかいパンを使うと料理中にとろけてしまって入っているのかどうかが判らなくなる。 6) このグラタンはしっかりとした歯ごたえがない。口に何かぱりっとした感触が欲しくて、必ずくるみを刻んで入れるようになった。 7) オーブンの中であまり強い焦げ目を付けない方が食べた後の食器洗いを考えた時に楽だ。と言って火が十分通らないと美味しくない。そこで火加減は弱めの長めが良いようだ。
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一時の興で”男の料理”のレパートリーを広げたが、その後それは趣味に発展することなく、今ではこのパポパグラタンが残っているに過ぎない。 然しお休みの朝、家内は台所を私に任せて出て来ないし、私も当然の如く起き抜けに包丁を握る。食後には私が淹れるコーヒーサービス付きだ。貴族ではないので、まさかベッドまで運んでやることはしないが、家内はそれで満足している。 私から見ればこの程度で気分良く残りの5日間を働いてくれるなら、安い投資だ。と言って別に計算づくと言うわけではない、私も結構これで楽しい思いをしているのだ。 2002/11/20 |