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トップページ>工房>コントラバス奏者の工作室>コントラバスエンドピンレスト>このページ第5号(シンプルレスト2)シンプルレストの改造品を作ってみた.思い付きでいきなり作ったので,事前によく考える事もなく,まして図面も起こさずに行き当たりばったりの作業だった.改造品を思い立った動機は,漠然とながら前作シンプルレストに使ったビンのふたがひょっとしたら音に悪影響を及ぼしているかも知れないという強迫観念から. 基本的なコンセプトは前作シンプルレストと同じだが,滑りを出来るだけ防止する意味でベニア板は前作より1センチ多い24センチ角に切ってその4隅を切り落とした. 完成画像.エンドピン受けは穴ではなくV字の土手型にした.一枚の板から切り出したのは凝り過ぎだったようだ. V字型の土手は厚めの板を介在させて接着したので,エンドピンは床から31ミリの高さになる.チェロで言うトルトゥリエ/エンドピン (エンドピンを曲げて全長を短めにしながら楽器は高くセット出来るというもの.ポール/トルトゥリエが発明したという) と似た効果を狙った. 足裏の画像.今回の滑り止めシートはダッシュボードに乗せたものが滑落するのを防ぐ商品で,これは純然たるカー用品らしい.この中央部分に三つ小さな穴が見えるが,それは私の失敗アイデア.実はビス穴なのだが,楽器の重さを受け止める中央部分の真下にビスを取り付けて,床に楽器の振動を伝える役目を果たさせてやろうと考えた.滑り止めシートからビスの頭が出るか出ないかの微妙な調整をしてやれば,滑り出しもしないし楽器の振動を床に伝えられる,と考えたのだ. ところが作ってみると,ビスの頭が床に触れなければその役目を果たさないが,頭が床に触れるように調節してやればこんどはエンドピンレストが滑り出してしまう.多分触れるか触れないかの状態なら床に触れた頭がガチガチと異音を発生するに違いない.このアイデアの劣悪さに恥ずかしくなってビスは撤去してしまった. ビスは撤去したが,それ以外なら前作のシンプルレストよりも使い勝手がよさそうなので,この作品はステージの幕間にゆとりがなくてエンドピンを椅子に取り付けてから楽器を構えてピン位置を決める,という時間がないコンサートなら特に便利. なお,滑り止めシートの効き加減はこちらの方が良いが,床に置いてから足で踏んでやれば更に確実.問題は前作の穴あき滑り止めシートでは,拾った床のゴミは穴の間に吸収されるだろうけれども,このシートではゴミの逃げ場がないので,その日使い終われば埃を払ってやらなければならないだろう. 2007/9/29 |