| 玄関 | | | 管理人室 | | | 音楽ホール | | | バシスト控室 | | | 合奏団控室 | | | 工房 | | | ギャラリー | | | 奥田治義の世界 | | | 遮音室 | | | 娯楽室 | | | ロビー |
トップページ>工房>コントラバス奏者の工作室>コントラバス椅子の製作>このページ第4号バス椅子の製作■ バス椅子の変遷その4第4号バス椅子図面■第4号バス椅子の設計コンセプトは ■第4号を手掛けたきっかけをご説明する. B) 一方2001年夏に広島市の奥田さん宅を訪問し,平台に乗ってバスを弾いてみたが,その際平台上の幅広ピアノ椅子は私の第3号バス椅子と比べて別格の安定感があった.その最大のポイントは両太もも外側が受ける椅子からの柔らかい抵抗感だと理解した. これらを総合して改めて考えた時,その指し示す方向は
*
となると,第3号を作って2年にしかならないが,作り直すしかないと強く思った.設計に入りやがて図面は出来たが,分解して運搬する仕掛けの細部設計アイデアをどうしてもまとめられないので,それだけは出来てから詰めることにした. 設計図
設計図に基づいて製作を行い,製作過程で加えた変更をフィードバックさせて描き直した図面.下の実物画像とは微妙に異なっている 第4号バス椅子の組み立て製作工程を画像によってご紹介する. 片脚用パーツ 座面用パーツ 座面パーツを接着剤で張り合わせ,はたがねで締め 一日放置する 塗装工程. オイルステイン拭きがハケ跡もなく楽できれいに出来る. 私はペイント薄め液でしっかり薄めたオイルステインを布の裾2センチ位浸し,それを畳み込んで空拭きの要領で塗料を滲み出させながら拭いてゆく.写真の布を一回の浸しだけで椅子の材料全部を二回拭けるが,それを5回繰り返し,その都度180番から240番のサンドペーパーでケバを取った.塗装工程はゆっくりした”手間掛け”が全てに優先する.今日はここまで. 失敗した仕上げ塗り.黄色い仕上げニスを使ったのに不思議なことに赤くなった.ラベルの張り違いだろうか.おまけにちょっとネバいのをそのまま塗ってしまって刷毛跡が付いた.それをカバーしようと塗り重ね,事態は更に悪くなった.台無し.記念撮影の後,サンドペーパーで塗装を剥ぎ取った.剥いでもう一度塗ると色は深くなるのでそれを期待. 完成.3号バス椅子の脚を切り縮める過程で,足をステップではなくチェロと同じように直接床に下ろすようになったが,4号ではそのステップを取り去った.この構え方の持つ安定感を見捨てることは今後ないだろう. シートを裏返しマジックテープをあけた画像.余っていたカーテン地を使った.シート底は,シートが座面木部枠にちょうどはまり込んで動かないように底布地を上下から薄いベニア板で挟み込んで接着した.これによってシートはセットすれば動かないのに,付け外しは簡単に出来る.なおクッション材は色々考えた挙句に密度の高い壁用100ミリ断熱材をガーゼ状の布で包んで一番下にし,ペッタンコにつぶれる安物の80ミリ厚クッション材を中に,パンチカーペットを一番上に組み合わせて全体を圧縮し,6センチ厚に作った袋状のシートカバーに押し込んでクッションを作った. 接合部分の画像 画面上部は座面内側ナットの取付け部分 画面中央は脚の裏側 画面下部は脚の表側 運搬用に分解した画像.布で専用キャリーバッグを作る予定.脚パーツの中央に見える黒い部分はあり継ぎ部品用に座抉った跡を隠すため黒檀の板をはめ込んだもの. こうして見ると第3号のワンタッチ折り畳みアクションの美点は忘れがたい. 第3号との比較写真.第3号の脚は少しずつ切り縮め,極限まで来てしまった.第3号バス椅子ブースにある製作当初画像と比較されたい. 第4号の座面は高く見えるが,座ると実際は第3号より2センチ低くなる. 2002/11/23 |