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楽譜挟み(バインダー)

特にコントラバスパートに取って楽器のソフトケースに用意されている楽譜入れに裸の楽譜を入れるとくしゃくしゃになりやすい。だから楽譜挟みは必需品だ。この簡単なバインダーについても懲りない私は何度か作り直している。これは最新作の製作工程。

DIY店で買った表紙の材料。PP板と書いてあるがPPとはポリプロピレンの略記だろうか。艶消しのエンボス加工がしてあり、厚みは0.75ミリらしい。
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使う楽譜の寸法より縦横5ミリずつ大きく鉛筆線を引く。薄いので鉛筆線の上をカッターで簡単にきれいに切れる。
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私の場合B4サイズなのだが、普通はA4サイズだろう。裏表を決めて作業用台紙(この場合は薄目のベニア板を使った)にクリップで固定する。手前の白い棒は裏表2枚の位置を正確に揃える為のガイドとして使っている。
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表紙間の隙間を決める。この例では13ミリとした。つまりバインダーの厚みは13ミリ弱だ。次に布製の荷造りテープの幅を計り、それが裏表表紙に均等に掛かるように貼る位置を決めそこに鉛筆線を引く。これは片側だけで良い。
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その鉛筆線を見ながら荷造りテープを慎重に貼り付けてゆき、適当なところでカットする。今見えているのはバインダーの内側面となる。
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それを裏返して(つまりバインダーの外側面)ハサミでテープの端をきれいに切り取る。
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鉛筆線をここでも同じ要領で引く。
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ここは外側になるので荷造りテープはバインダーを折り畳みやすいように下から物を当てて角度をつけて貼るが、万一ゆがんで失敗してもテープを何度でも貼り直せるほどPP板は強い。
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テープを背表紙側に貼ったところ。端はゆとりを持たせてカットする。そこはもう一度綺麗にハサミで切り、内側に折り込んで剥がれないように貼り付ける。
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出来上がり。表がどちら側か判る様に自作ロゴを紙に印刷して貼りつけた。
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上述のように裏表の表紙を13ミリ離して貼り付けたが、この画像は少し厚めの用紙(90K 品)の楽譜を60枚挟んだ様子。
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これまで作った楽譜挟み。下になっている3つはベニア板製。板の厚みは色々だが楽譜への書き込みが安定して出来るメリットがある。一番上は今回作ったのと同じPP板製だが、色がクリームなので光を通す。一度窓に向かって譜面台を立て楽譜を追った事があったが読みづらかった。その反省から光を通さないものを探して黒色になった。この他に黒いけれども艶のある樹脂板を使ったが、立てた楽譜が滑り落ちやすいのと傷が目立つので失格となった。
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自作CONTRABASSロゴ。良かったらコピーして使って下さい。
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2008・8・4

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