トップページ>管理人室>練習日記トップ>このページ練習日記 その1
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2002/11/15 演奏姿勢 新しいバス椅子になってからは両方の膝を楽器の裏に当て,楽器は肩のラインと平行,両足を床に下ろす位置も平行にして弾いています.ネック底部はみぞおちの一寸左に当たります.ローポジションの場合は体が左にねじれます.その時は駒の近くを弾くのがつらいですから極力ローポジションは使わないようにします.右肘は硬直しない程度に伸ばして弓をごく軽く持ち,通常は弓の自重で,Fの時に腕の重みで音を出すようにしています.腰から上はあまりかがみ込まず,背骨は真っ直ぐ伸びるように心掛けていますが,その結果弓道は駒の直ぐそばでなく,10センチ程度上を通っているようです.
チェロの構え方と明らかに違うのは,両膝は楽器を挟まずに裏板にあてがっている事,あとは座面が僅かチェロより高いくらいでその他は同じと思います.
野田奏法にネットで出会った二年前,バスを,間違えて大きく作ってしまったチェロだと考えてみようと思いましたが,新しい椅子を使うことでやっとそれが実現しました.その意外なポイントは椅子の脚の開き方にありました.広めの幅に取った両脚の間の地面に両足を入れられることは私の奏法の安定に良い影響を及ぼしました.
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2002/11/14 バス椅子 第4号バス椅子が,取り敢えず使える程に出来上がりました.仕上げが若干残っていますが,昨夜から実際に使っています.座面の細部は当初設計からかなり異なったものになりましたが,広い座面は安定感のある座り心地に大きく寄与しています.
分解後の運搬は専用のバッグを作ってやります.ミシンが動くのだったら自分で縫製するのですが家内は長い間使わなかったようで動きません.
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2002/11/7 仏弓の持ち方 今,こんなことを考えています. 奏者が弓を使って弾くのではない,弓は自分で音を出そうとしているのだから,それに手を添えているだけ. もう一つ. 弓先で弾くときに体が右外に傾きやすい.その時も楽器の芯と体の芯を合わせたままにしておく為には手首と肘の関節を柔軟に保つ必要がある.弓を体で引っ張ってはならない.
こんな気持ちで弾くと結果が良いようです.
弓を持つとき親指は折畳みます.この親指がとても痛いのですが,これも上の考えに変える事で解消出来るようです.つまり曲げた親指は弓を下支えする為に使うという頭を捨てて,弓の重さは弦に預けているので指の頭が弓の裏側を軽く触っているだけで良いようです. ある瞬間にはこれらが出来るようになりました.
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2002/11/4 今している練習 CDやレコードの弦楽合奏に合わせる練習はとても役に立ちます.合わせる人数が少ないので音が埋没しませんし,音程で悩む必要がありません.音が濁れば原因者は必ず私です.次にプロのフレーズ感,音楽の作り方を真似できること.同じ曲を違う団体で合わせると又面白い.
今練習しているのはアイネク,10年以上前に一楽章だけ録音しましたが,全楽章を録音出来るまでに仕上げます.録音は常に厳しい,アラが丸見えになりますものね.一応年内を目標にしますが,いつ仕上がるやら.
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2002/10/29 ウィーンコンツエルトハウス弦楽四重奏団 というカルテットがありました.1960年頃の録音盤を何枚か持っています.その音楽性は木のぬくもりがイメージされてとても好きです.独特の節回しがあるのですが,それをウィーン風というのでしょうか,ワインでも飲みながら聴き入るのがふさわしいかな,と言う感じ.
ところでその録音に合わせてバスを弾いています.私のチューナーは下限が435Hzなのですが,それをも下回るチューニングです.とても低い.でも返って落ち着きを感じます.当時はこんなチューニングが普通だったのでしょうか.
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2002/10/27 今練習で一番気をつけていること 1)駒の近くを弾くこと.一寸難しい指使いになって注意がそちらへ行っても弓がずり上がらないように気をつけること.弓を柔らかく持っていないと良い音になりません.弓のスピードも速すぎないように気をつけています.
2)体の芯と楽器の芯を出来るだけ近づけること.その為に楽器は少しずり下げて楽器の上のふくらみの一寸上当たりから腕を下ろす感じにします.これは”奥田春義の世界”内の”僕の野田メソード”にある奥田さんの構えと同じです.ネック下端は乳首のラインでみぞおちの左につけています.
この二つを心掛けながら腕の伸ばしが硬直してしまわないようにすること.
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2002/9/22 構え方 楽器が変わって,これから構え方の研究をして行きます. 試行錯誤の連続だと思うので,今考えることとしばらく経って言うことが違うと思いますが,その都度の事実を述べてゆこうと思います.
先ず,おかしな事にエンドピンの繰り出し長さから決めます.この長さは種々のファクターと平行して,あるいは従属して決めるものだと思います.所が現用エンドピンレストはエンドピンをぐさりと床に突き立てるに次いで音響的に良いものだと思いますので,これを使うことを前提条件とします.これは小さいものですから(小さい事が私の意図からは必要です),ある程度ピンが長くないと命中しません.このバスに取っては本体底から19センチがぎりぎりです.
さて,弦長が長くないのに胴体は小さくない,しかも本体上部が私の思いと違って分厚い(9月19日のときどき雑記の体格表参照)楽器をどう体に収めて弾くかが課題です.これには新しく作りつつあるバス椅子の諸元ともからみますので性急には行きませんが,ネック付け根下部を従来の左乳首あたりにあてがう事をやめ,出来るだけみぞおち付近に持ってくるようにしたいと思っています.
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2002/9/19
体格の記録 (2002年9月19日現在)単位=ミリ
| 部位
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イタリア娘
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ドイツ兄さん
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| 身長
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1810
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1830
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| 体重
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11.6Kg
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9.3Kg
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| 胸の幅
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517
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510
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| 腰の幅
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386
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353
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| 尻の幅
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665
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650
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| 首元の厚み 注1
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200
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190
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| 腰の厚み
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217
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213
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| 尻の厚み
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222
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213
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| 本体の長さ 注2
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1065
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1090
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| 裏板のふくらみ
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0
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33
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| 弦長
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1035
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1070
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| 指板長
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860
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858
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| 指板端部高さ
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107
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106
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| 駒の高さ(D線位置)
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151
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160
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| 注1 ネック補強桟下端あたりの外周部
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| 注2 エンドピン取付部を除きネック下端まで
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2002/9/1 第4号バス椅子の図面を決定しました. これまで第4号の為に3回図面を描き変えましたが,いずれも小さい変更で大まかなアイデアは同じです.
第3号までは一貫して折畳み式を追及しましたが,今回は横幅の拡大に伴って従来と全く異なる組み立て式です.座面に使う中綿も厚くして座り心地の改良もしました.
接合部は第3号でも使った”あり継ぎ”の手法を取り入れ,ワンタッチで差し込むことにより強力な接合が出来ます.初めは材質を木で考えていましたが,加工精度と経年変化を考えてそれをやめ,ビス止め方式に変わりましたが毎回の組み立てに時間が掛かりそうなので真鍮ブロックの削り出し”あり継ぎ”に移り,最後には樹脂を削ることにしてDIY店で携帯用の小型まな板を買って旋盤加工して貰いました.
製作の為に使う図面をそのままアップロードしましたから細かい構造もお解り頂けると思います.
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2002/8/27 第4作目 バス椅子第4作目の概念図を”資料展示室”内”バス椅子博覧会場”にある管理人バス椅子コーナー(二段目真ん中の画像をクリック)の一番下にUPしました.眼目は幅広の座面です.演奏姿勢の安定の為にはふともも外側がわずかに座面に触れている,という状況は重要に思えてきたのです.
幅広座面を採用するに当たって,これまでの折畳み方式を継承しては不細工でしかも小さくはならないと思うので,全く発想を変えます.上手く行けば薄く折畳める筈です.問題は組み立てた際の丈夫さを犠牲にしないこと.その為にもう少しアイデアを暖めます.実際の製作は新作バスが来て,その寸法を確認した後になります.
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2002/8/23 共演 昔練習していたプロ奏者との共演をまた始めています. 昔LP,今CD.プロを練習に付き合せるならCDが便利ですね.LPならうまく曲の頭に針を合わせるのが大変ですがCDなら頭出しはリモコン一発.生き残りLPファンの私でもこんな利用法が出来るCDは有難いです.
問題は,団によってチューニングが異なること.練習する曲を変えるたびに調弦のやり直しはつらいので音源をHDDに取り込んで1Hz単位で高さを変えられるソフトがないか探しているところです.
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2002/7/13 チェンバロの椅子にエンドピンレストの仕掛けを取り付けて弾いてみました.
椅子の高さは47センチ.座面が低くなった分エンドピンレストの紐は継ぎ足し,エンドピンは余り短くせずに楽器の尻が床に触れるのを防ぎました.問題は余り感じません.良くなった点は姿勢の安定性.太ももの外側を広い座面の縁が支えてくれて,これは従来の私のバス椅子路線とは別世界です.太ももと脛のなす角度はより自然になって足裏のべったり感も更に進みました.今後の課題は両膝と楽器の関係を探ることでしょう.演奏スタイルはますますチェロに近づきます.
この臨時のバス椅子と今度来る新しい楽器の組み合わせをしばらく続けてみて微調整の後に第四号バス椅子の設計に取り掛かる事になりそうです.第三号を私の最終兵器と思って作ったのですが,軍拡は果てしがありません.
野田さんのものへ半歩近づきますが,携帯性は私のテーマですからこれは追求し続け,次作も折り畳み式/平台なしです.
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2002/7/12 意識を向ける 楽器を自分のものにするのには二面があると理解出来ました. 一つは当然テクニック面,弓をどう持つか/どう楽器を構えるかなどですね.それは物理(運動力学)や生理学(関節と筋肉のしくみ)への理解という世界です.
もう一つは心理面,心の使い方に因る音の作り方.例えば裏板の響きを意識する,次に表板と裏板の間で音をドリブルするイメージを持つと実際に音が深くなるようです.遠くへ響いているイメージを持つとpでも遠達性のある音になるのでしょうね.
心の世界は不思議ですが一体どうしてそれが可能なのか. 理想を持ってその実現を強く願うといつか叶う,とは別の世界で聞いた事があります.でも音楽の世界でよい音の理想とは,例えばCDで聴くプロの音と思いますが,それには具体性が乏しく,繰り返し聴いても今それを響かせる手立ては解りません.所が上記のようなイメージは具体的ですから,うんと簡単です.今響かせている自分の音の成分中に含まれている裏板の音を聞き分けようとすると,体全体がその振動を理解出来ます.するとひとりでに弓がそれを助長するような動きを始めます.で,結果としてそのイメージの音に近づく.あ,思い出しました,詳しくは全く知りませんがバイオリンの鈴木メソードで音を磨く方法だと聞いた事があるトナリゼーションがこれに相当するのかも.
楽器を抱いやってから弾き始める,というのは力ずくで弾かない,と言う心の準備運動になるのでしょうね.fにしても楽器が出したい程のfならきっと伸びやかなものになるのは理解出来ます.
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2002/7/11 脚切り バス椅子の脚を又切りました.座面高さを595ミリから540ミリへ. 一番最初のバス椅子は股下寸法と同じ長さ,次が680ミリ,660ミリ,595ミリ,540ミリと下がってゆく一方です.
目的は更なる安定感とバスとの一体感を引き出すことです.その都度これで良いと思うのですが,しばらく使うと違和感が出てきます.私は平台を使わないスタイルですし楽器は寝せて弾きますから余り座面を下げるとバスのお尻が床についてしまいます.ですから限界があるでしょうが次に来るバスは弦長が2センチ短いはずですからひょっとしたら又また下げることになるかも知れません.その時は現在の椅子は構造上限界に来ているので第四号バス椅子を作ることになるでしょう.どうなるかは来て見ないと解りません.
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2002/7/10 月/火曜日の印象 野田さん”まず楽器をやわらかく抱きしめてやります” みーさんの心(ご冗談を! 相手は楽器ですよ) 野田さん”ホエーと体の力を抜いてバカなかおをして” みーさんの心(バカは初めからです,言われなくたって) 野田さん”肘の力を抜いてべた指で0.5ミリ指板から離して” みーさんの心(音がぼやけませんか) 野田さん”そのまま弓を弦に置いてから弓を持つ形を作って. はい弾いてみて” みーさん”えっ!? 楽器の音が違う!” 野田さん”でしょ? にこにこ” 家内”楽器が,私は本当はこんな音だったのよ,と言ってるみたい” みーさん”…”(寂として声なし)
野田さん,ありがとうございました.楽しい2日間でした.
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2001/7/15 今日は大分へ家内と行って来ました.行き掛けの車の中では野田さんのCDを聴きながら音楽と書道の比較芸術論.大変よく似ているという結論になったのです.帰りは,一時間半の道中,ずっと今日の演奏の結果を叱られ続け,fで音が汚いと完膚無きまでに叩き潰されました.私の反論はか細く,消え入るばかり.中津市の直前になってやっと<患部を切開するとそこは100%悪いのであって,体全体が悪いわけではない>と慰められましたが_.家内の批評には耳を傾けるようにしています.所で,今日は切れたオイドクサの予備がなく,全弦金属で.だから手に入れたばかりの松脂を使う勇気が出ずに金属弦では使い慣れたカールソン.フレンチの初舞台でしたが弓に違和感はありませんでした.
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2001/5/5 最近は弓使いからポジション練習に重点が移り,その為のエチュードを宿題として師匠から頂き練習を始めました.始めてから気が付いたのは,得意なポジションがあって,実際の曲を弾く時は強引にそのポジションに持ち込んでいたのです.エチュードはそれにお構いなく不得意なポジションを強制してくれます.そんなエチュードに感謝しつつ悪戦苦闘しています.
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2001/4/12 最近バスが少しずつ音らしくなって来ました.意外に思う副産物は弓をあまり使わなくとも鳴る事.以前の2/3のスピードで同じような音量が出ます.駒の近くを弾くことでそれが可能になったのでしょうか.でも弓の重さだけで本当に駒際を弾こうとすると音がひっくり返る傾向は続いています.これを駒に寄せすぎない事,又は少しだけ人差し指に重みを掛けてやる事でカバーしていますが,<逃げ>の姿勢になってはいけませんね.弓と松脂をいづれ変える事で果たしてどうなるのか?練習用フレンチを手にして以来全く使っていないホイヤーは,もういつでも誰かに譲る心の準備が出来ました.
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2001/4/2 更にバス椅子の脚を3センチ余り切りました.両足を床に下ろす事を与件に検討し,座面は床から59.5センチ.思い起こせば第一号バス椅子の高さは78センチ位ありました.私にとって16年のバス椅子の歴史は脚を詰めてゆく歴史に他ならなかったのです.今度は59.5センチが与件となってエンドピンの遠さ/長さのお答えを探してゆかねばなりません.脚を切った椅子に座る感想は<バスってこんなに大きかったの?>です.
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2001/3/29 弓の持ち方について,フレンチを持ってみてジャーマンとの比較をしてみると,フレンチの方が繊細で微妙な感覚を要求するように感じます.音楽の上でこれがどう現れるのかは解りません.しかし,指先の感覚が大切の様です.腕力は使わないで済みます,というかこれまでは腕力に頼った弾き方をしていたのです.体の一部分に力を入れて,残りを脱力するのは困難です.脱力するなら体全部から力を抜いてしまわねばなりませんし,それが出来るような構え方をせねばなりません.フレンチを持ってみてそれに気付いたのです.でも前途は遠い.
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2001/3/28 弓の持ち方/弾き方について,経過(中間)研究報告. まず,持ち上げるという考えを捨てる.1弓を押す/2引く/3(弓先を上げる/下げるの)角度をつける,の三つの運動の為に支持する. 支持方法に関して,3については面で支えるより点で支えた方がフレキシブルに角度を付けやすいので,意識としては@親指の関節をほぼ直角に折り曲げて親指の右つめ先をフロッシュの湾奥部にちょんと突き当てる,A中指の腹の先端,の二点を弓の回転中心とする.但しこの二点は弓の裏表の同位置ではなく少しずれていて,そのずれが僅かですが弓を弦に押し付ける働きをしています.また,弓毛の幅の6割を弦に接触させるので弓は比較的立てますが,その為にAの中指の腹の先端で実際に支持する事は困難,これは気持ちを表しています. 1/2の運動をさせるについて,3の為の支持方法だけを用いるのでは不十分で不安定.そこで薬指の腹を柔らかく広い面で添えて前後にずれないように助ける.主体的に使わないのは人差し指と小指.只添えるだけ.然し人差し指の根元で加える力加減によって弓の圧力を調節するという第四の働きがある. 以上ご報告申し上げます. これに至るまでは随分試行錯誤がありましたし,多分その意識は又変わってゆくと思いますが,取り敢えずのご報告と致します.
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2001/3/25 私はスラントゲージを持っている事をこれまで忘れていました.スラントゲージとは角度を測る建築用の簡単な道具です.DIY店でも売っている物ですが,これを使って今の私の構えで弦と床とがなす角度(楽器と床ではない)を測って見ました.43度です.この角度は私が今弓と腕の重みだけで楽に音の出る感触の持てる角度です. 所で,今私がやっている事は未だに軽く弾いて弦を掴む感触の習得です.弓を弦に乗せて弾き始めから音にする練習です.DとAのDNなら良いのですが,GとEのUPはつらい.しばらくハーモニックスで弾き,そのまま指を軽く沈めて実音のUP/DN,やがてそこらあたりの音を無作為に弾いています.春というのにおたまじゃくしはもう1ヶ月も追っていません.GとEは弓先で弾く時,弓を支える指が窮屈です.持ち方をもっと細かく教えて貰わねば.(家内に,ではありません) 弓の乗せ方は,弓毛の幅を10とすれば,これまで長年3位しか使っていませんでした.フォルテになればそのまま上から強く抑えて10の幅一杯に使うやり方でした.これを師匠からのアドバイスで6に変えたばかりです.こうすると確かに音は出やすくなるようです.弓木を弦が叩かずに済みますし.30年の無為を半年で改造出来るか〜〜,はい やって見ますとも.ぼちぼちですが.
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2001/3/16 楽器正面の壁に取り付けた 全身が映る大きな鏡に,演奏上注意すべき点を貼り付けました.これで自分の演奏する姿と,気をつけるポイントが同時に目に入ってきます.
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2001/3/14 縦振動を意識するには弓の動きを工夫しなければなりません.いそべ@福井さんは振り子運動の逆と上手い表現をしておられます.ずーっとその言葉は頭にありましたが,最近私は右手首の動きに注目して”らっきょ運動”と考え始めています.鏡に映った手首の動きは,DNで腕と手首の関節を緩めながら右上方へ導かれ,その後半はUPに備えて徐々に関節を伸ばして手首を下ろしてゆき,UPに入る時にはすくい上げる動きになります.手首を柔らかく使わなければならず,そこがむづかしい所で苦労をしていますが,弓元では小さい動きで済み弓先では大きな動きになりますから丁度ラッキョウの絵を描いているように見えるのです.上手になれば少ない動きで十分な効果が得られると思いますが今は大きならっきょ運動です.
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2001/3/12 まだPC騒動は続いていますが一旦脇へ置いておき,フレンチを使い始めて約半月余り,これまでやって来た事の整理をして見ます. 1) フレンチの弓道(ユミミチ)を駒から8センチ上とする. 2) 脱力と言う言葉は力にとらわれた言葉ですからこれを使わず,右手の関節を寛げてゆったり柔らかく使う…というイメージで弓を持つ. 3) 弓使いは軽く,然も弦を掴むイメージを持つ. 4) 鏡の中の姿勢が正しいかどうかだけに集中して音を出しています.曲は全く弾いていません.
軽く弓を使って尚且つ弦を掴むのは大変むづかしい事です.未だこれは実現出来ていません.ジャーマンは押さえつける事で音を出す弓使いをしていました.親指の筋肉は,幾らかは軽く持つことが出来るようになったので前ほど痛くはなりません.弓道は以前よりはずっと下がりましたが,うっかりするとまた上がってきます.
椅子の調整と楽器の構え方(弦長105.5センチ) 1) 作ったばかりのバス椅子は足を更に切り,座面の高さは床から63センチ,ステップ高さは14センチとなりました.この高さでは足を床に下ろすことも出来ますが,ステップに置いた方が楽に感じます. 2) 楽器の向きは自然に内側を向かせます.正面を向かせるよりG弦が楽です. 3) 左膝は楽器の縁あたりに触っています.右膝は楽器のくびれの為に正面から見れば露出しています.つまり楽器と体は10センチズレています.従ってエンドピンを置く木片もセンターから左へ10センチ外れています. 4) 楽器の高さはネック基部が丁度左乳首に当たり,左の耳穴の高さがA弦のCです.
構え方は今後変わってくる可能性がありますが,今の所これを自然に感じています.勝手な先走りはその先で自分の首をしめる事になると思い,師匠の指示を出来るだけ忠実に守っています.また,練習をしない日には金沢のバス親父さん(私の目標と定めている方)が頭に浮かび,良いプレッシャーになっています.お会いした事はありませんが有難い存在です.更に,野田さんの書込み,奥田さんの論文,会議室での皆さんのご発言も大変励みになっています.皆さんに感謝.
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2001/3/2 ヒーッ/ハーッ.これは今の私の楽器から出てくる音です.フレンチを駒寄りで軽く弾く事に努めていますが,出てくる音はこの世のものとも思えぬ怪音.それでも我慢.今は出てくる音を問題にすべきではなく,フォームと力の入れ加減だけに集中しています.全ては形から入る.これベストソリューション.幸いな事に私は合奏団の団友であって団員ではありません.(こんな事を言って宇佐マンクラの皆さんごめんなさい)しかも今は端境期です.本当は内々の発表会が3月にあるのですが,こんな状況ですから出演を断念しました.それでも再びジャーマンを持とうとは思わないのです.ホイヤー,もう少ししてから売りに出します,ラミレスギターの生まれ変わりのホイヤーですが,誰か可愛がってくれる人へ.
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2001/2/26 弓道(ユミミチ)は出来るだけ駒寄りにするというのはバイオリン族共通の課題です.ビオール族のバスでも同じでしょう.フレンチボウはその点,弓を支え上げるのでなく指で吊り下げるので,ヘル/ノダの言われる如く より駒の近くを弾く事が出来ます.しかし腕を棒の様に伸ばす事で弓道を下げると体の柔軟性が失われるのでマイナスです.関節にはゆとりを持たせなければなりません.それで尚且つ弓道を下げるには,楽器にかがみこむか楽器を高い位置にセットするか,弦長の短い楽器に持ち替えるかの三つの選択肢しかありません.前者二つの方法はローポジションへどう対応するかの問題が残ります.あちらを立てればこちらを失う.さて?
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2001/2/23 練習用のフレンチボウを手に入れて使っています.先ずつらいのは右手の親指の付け根.一分位でギブアップです.でも私のスタイルには絶対フレンチ,と確信があるのでぐっと我慢.休んでは弾きの繰り返しです.ホイヤーはもう全く触っていません.この確信が無かったらフレンチ,こりゃ駄目だとすぐに諦めた筈です.それほどつらい.それと演奏姿勢の再検討は必須です.どうすれば楽に構えることが出来るか,弓を使いやすいか,ポジションを押さえやすいか.PCを手なずける事が出来た暁は,この日記を練習日記としても使って行きましょう.リアルタイムに,でも<ときどき日記>の名前の通りにときどきですが経過報告をご披露します.うまくフレンチに慣れるかドキドキです.皆さん応援してください.三月始めにある内々の発表会の為に予定しているバスとギターの二重奏曲はPC騒動の影響を大きく受けてフレンチでは間に合わないかも知れません.出演するか断念するか,思案中です.
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2001/2/2 大きな鏡を注文しています.全身が映るようなものです.これを練習定位置の前の壁に取り付けてフォームのチェックをする為に使います.弓の使い方を主に検討しますが,楽器をどう構えれば一番自分にしっくりくるか,体との関係をもう一度見直します.ひょっとしたら更に楽器を寝せるかもしれません.私にはプルトを組む相手がおりませんから自分の都合だけで決められます.然し寝せればそれだけ譜面台が遠くなるのは問題です.私は目が悪いのでB4拡大譜を使っていますが,それをする為にはA3判に更に拡大…,まさか.
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2001/1/6 新年を迎えて,今年の音楽上の目標をひとつ.楽器に毎日一回は触れる事.金沢のバス親父さんの書き込み”いっちょうやったるか”に触発されて,ここに宣言致します.今更何を当たり前の事を!と冷やかさないで下さい.結構私にはむづかしい目標なのですよ.
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